Zero Densityは、2024年4月13日から17日までラスベガスで開催されるNAB 2024に出展する(ブース番号:SL2038)。2つのステージで1時間おきにライブデモを行い、来場者が実際に体験できるデモポッドを設置し、同社のラインアップのイノベーションを紹介する。
Zero Densityは2016年、ゲームエンジンのレンダリング技術を初めて導入し、放送局のバーチャル・プロダクションを再構築したという。それから8年、同社はリアルタイムとプリプロダクションのモーショングラフィックスに関する新しいアプローチで、グラフィックス・エコシステムに革命を起こそうとしているという。Unreal Motion Designを搭載した全く新しいアプローチで、アセット作成と統合を簡素化し、オペレーターの複雑さを軽減しながら、レンダリングと合成の品質を高めることを目指している。
2024年は、世界70カ国で約37億人が投票する世界的な選挙のビッグイヤーと言われている。Zero Densityのバーチャル・スタジオ・ステージでは、選挙を中心に取り上げる。ここでのライブデモは、複雑なデータをいかにダイナミックかつ視覚的に魅力的な方法で提示し、事実に基づいた議論や分析をサポートし、選挙報道をこれまで以上に魅力的なものにするかに焦点を当てる。デモでは、バーチャル・プロダクション「Reality5」とリアルタイム・モーション・グラフィックス・プラットフォーム「Lino」によるエンド・ツー・エンドのグラフィックス・ワークフローのパワーを展示する。
XRステージは、普通の物理的な空間を、没入型グラフィックスのダイナミックで写実的なスポーツ環境に変える。来場者は、スポーツ中継が、データ駆動型のバーチャル要素を備えた、ダイナミックで超リアルなストーリーテリング環境にどのように変貌するかを見ることができる。
1時間ごとに両ステージで行われるライブデモを見たり、デモポッドで実際に体験したりできるほか、来場者は業界リーダーによるエクスクルーシブ・トーク・セッションを視聴可能。
Zero Densityブースのハイライト
超リアルなバーチャル制作
リアルタイムVPプラットフォームReality5は、バーチャルスタジオ、AR、XR制作においてバーチャルと物理的世界の融合を提供し、ストーリーテラーに没入型体験を簡単に創り出す力を与える。
XRプロダクションにおける汎用性
平面、立方体、曲面LEDウォールなど、Zero Densityは業界で最も汎用性の高いセットアップを提供し、クリエイティブなニーズに適応する、迅速で柔軟かつ高品質なビジュアルソリューションを提供。
リアルタイム・モーション・グラフィックスの再発明
新しいリアルタイム・モーション・グラフィックス・プラットフォームであるLinoは、高品質でダイナミック、かつ魅力的なグラフィックスをこれまで以上に迅速に実現するよう設計されている。一度作成すれば、複数のプラットフォームで使用できるアプローチにより、グラフィックアセットは、バーチャル・プロダクション、リアルタイムモーショングラフィックス、プリプロダクションモーショングラフィックスの間でシームレスに共有可能。
クリエイティブの可能性を飛躍的に高める
Zero Densityの新しいレンダー・ハードウェア・プラットフォーム「Ampere EVO2」は、リアルタイムのバーチャル・プロダクションにおいて究極のパフォーマンスを発揮するよう設計されているという。Ampereはブースでのライブデモを動かすエンジンとして使用される。
究極のトラッキングプラットフォーム
Zero Densityは、「Traxis」プラットフォームで業界の新しい基準を打ち立てるという。正確なカメラとタレントのトラッキング、効率的で合理的なレンズキャリブレーションによって、バーチャルプロダクション・ソリューションがどのように完成するのか、来場者は直接目にすることができる。
ハッピーアワー
4月14日と15日の現地時間午後5時から、Zero Densityとそのパートナーは、ブースでドリンクを飲みながら会話できる。
業界リーダーがSL2038ブースに集結
SL2038ブースは、Zero Densityとバーチャル・プロダクションの最前線にいる以下のパートナーとの緊密なコラボレーションによって生み出される。
- Zenapptic.ai
- OptiTrack
- Planar
また、以下の企業もバーチャル・プロダクション体験に重要な役割を果たしている。
- Egripment
- Blackmagic Design
- Pro Cyc
- Atomos
- Grass Valley
- Chromalight
- キヤノン
- Lichmacht