一般社団法人電子情報技術産業協会(以下:JEITA)は、主催するメディア総合イベント「Inter BEE 2024」において、映画制作技術にフォーカスした特別企画「INTER BEE CINEMA」を新設することを発表した。
60回目の開催を契機に、映像エンターテインメント関連産業全体のさらなる進化と活性化に貢献する施策の一環。
INTER BEE CINEMAでは、映画制作の最前線から最新技術動向を発信し、撮影・照明・美術・音響など映画制作技術全般を対象としたデモンストレーションと展示を実施するという。Inter BEE に来場するメディア・エンターテイメント産業に関わるプロフェッショナルと出展メーカーとの交流の場の創出はもとより、若手制作者や映像・映画制作を学ぶ学生など、次世代コンテンツメーカーの来場を促進し、映画産業の発展に貢献する場を目指すとしている。
Inter BEE 2024は、同企画を含む全ての出展部門・特別企画において現在、出展申込を受け付けている。締め切りは2024年6月28日(金)。
日本の映画制作の最前線、「JAPAN PRODUCTION SYSTEM」を発信
JAITAによると、世界の映画界において、日本映画とその作品制作スタイルである制作技術が注目を集めている。日本型の映画制作「JAPAN PRODUCTION SYSTEM」の最前線からの発信をテーマに、INTER BEE CINEMA内に設置する「オープンステージ」において、第一線で活躍する撮影監督をはじめとした映画制作関係者を招いたトークセッションなどのプログラムを、会期3日間を通じて実施する。
また、これからの映画制作を担う若手制作者や映画制作を学ぶ学生を対象とした「映画制作ワークショップ」も開催する予定。
スタジオセットエリアを設置、映画制作デモンストレーションと撮影体験を展開
INTER BEE CINEMA内にはシーン撮影のデモンストレーションと出展しているシネマカメラを来場者が撮影体験できる「スタジオセットエリア」を設置する。また、映画制作に関連する製品、技術が展示される「プロダクト展示エリア」、シネマカメラのレンズに特化して撮影技術の専門スタッフが対応する「レンズバーエリア」を設置し、映画制作技術を支えるさまざまなプロダクトを通じた交流と対話の場を展開する。
Inter BEE 2024概要
- 名称:Inter BEE 2024(インタービー 2024)
- 会期:2024年11月13日(水)~11月15日(金)
- 会場:幕張メッセ
- 入場:無料(全来場者登録入場制)
- 主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)