Avidは、同社の次期最高経営責任者(CEO)にウェルフォード・ディラード氏を任命したことを発表した。ウェルフォードの前任者ジェフ・ロシカ氏は円滑な移行を確実にするため、顧問として同社に留まる。
ウェルフォード氏は、Avidに加わる前は、企業が顧客エンゲージメントを管理し深めるために使用する、オムニチャンネル・マーケティングSaaSソリューションの大手プロバイダーであるMarigold社でCEOを務めていた。ソフトウェア業界で20年以上の経験を持つウェルフォード氏は、Marigold社以前は、Opower社やGetWellNetwork社などのバーティカル・ソフトウェア企業でCFOを務めてきた。
STG業務執行役員のウィリアム・チザム氏と社長のパトリック・フォーウィ氏は次のようにコメントしている。
ウェルフォードをAvidの新CEOに任命できることを嬉しく思います。ソフトウェア事業を率いた素晴らしい経歴を持つ彼は、貴重な経験をAvidにもたらしてくれるでしょう。成長を導く優れた実績は、Avidの次の段階において、計り知れない価値となります。また、ジェフにはCEOとして在任中のリーダーシップと会社への貢献に加えて、退任に先立ち、スムーズな移行を実現するために尽力いただいたことに、心から感謝の意を表します。
ウェルフォード・ディラード氏は次のようにコメントしている。
このような素晴らしいチームとメディア&エンターテインメント業界の卓越した技術リーダーに加わることができて光栄です。Avidのみならず、この業界にとって重要な時期に、業界を代表する組織を率いることに興奮しています。卓越した顧客ベースの制作および事業の目標達成を支援する、革新技術への継続的な取り組みは、Avidの戦略的目標と次の成長段階を実現するうえで、引き続きAvidの注力すべき核となるでしょう。
ジェフ・ロシカ氏は次のようにコメントしている。
ウェルフォードのリーダーシップの下でのAvidの未来にわくわくしています。また、個人的に、彼は今この時期に、この会社を率いるにふさわしい人物であると信じています。また、この数年間、AvidのCEOを務めさせていただいたことを大変光栄に思っています。ウェルフォードには、今後何年にもわたり、会社を前進させ、チームをさらなる成功に導くために必要な人材であると確信しています。