キヤノンUSA、NAB 2024に出展。バーチャルプロダクションエリアと新放送用レンズ「CJ27e×7.3B」のタッチアンドトライを開催メイン写真

キヤノンUSAは、2024年4月14日から17日まで、米国・ラスベガスのコンベンションセンターで開催される展示会「2024 NAB National Association of Broadcasters Show 」に出展する(ブース番号:C3825)。

今年は、「Connect,Create,Collaborate」をブーステーマに、マーケティング戦略で掲げる「シネマ」「放送局」「House of Worship (宗教施設)」「教育」「政府」の5つの注力市場別に製品・ソリューションを提案する。

ブースでは、4K放送用ポータブルズームレンズ新製品「CJ27e×7.3B」、新たなファームウエアの提供を開始したシネマカメラ「EOS C500 Mark II」をはじめ、シネマレンズ「FLEX ZOOM LENS」シリーズ、 RFレンズ「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」、シネマカメラ、業務用ビデオカメラ、放送用レンズ、映像制作用リモートカメラ、ミラーレスカメラなどのキヤノンの幅広い製品ラインアップを展示する。

製品のタッチ&トライコーナーでは、製品展示に加え、VR映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」や、マルチカメラワークフローを効率化するアプリケーション「Canon Multi Camera Control」などのソリューションを紹介するほか、 LEDウォールを活用したバーチャルプロダクションなどのデモも実施する。

また、スタジオセットを模したライブプロダクションの展示コーナーでは、キヤノンの映像制作機器を制御するIP「XCプロトコル」で複数のシネマカメラ、業務用ビデオカメラ、映像制作用リモートカメラをコントロールするデモを行い、ハードウエアだけでなく、システム全体のソリューションを紹介する。

加えて、映像制作用リモートカメラコーナーでは、製品ラインアップを幅広く紹介するほか、物の動きに合わせてカメラが被写体を自動で追いかける「自動追尾」の交錯対応や「Canon EXPO 2023」で紹介した、ひとりの撮影者と複数カメラが連携する「マルチカメラ・オーケストレーション」の技術展示を行う。

さらに、SPADセンサー搭載のレンズ交換式超高感度カメラ「MS 500」、ボリュメトリックビデオスタジオ、キヤノン電子の人工衛星といったアメリカで事業化を進める新領域の技術展示を行う。