Blackmagic Designのカメラワークショップ、モリー・スミス氏が講師。 2024年2月10日、イェール大学CCAM(Center for Collaborative Arts and Media)にて

Blackmagic Designによると、イェール大学のCCAM(Center for Collaborative Arts and Media)の撮影機材に、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K ProおよびBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kデジタルフィルムカメラ、Blackmagic Video Assist 12G 7" HDRモニター/レコーダー、編集、グレーディング、ビジュアルエフェクト(VFX)、オーディオポストプロダクション・ソフトウェアであるDaVinci Resolve Studio、そしてBlackmagic Cloudなど、Blackmagic Designの様々な機材が採用され、教職員や学生たちが使用しているという。

465平方メートルの敷地面積を持つイェール大学のCCAMは、クリエイティブなプロジェクトを生み出し、実験的な技術ワークフローを開発する学際的なアート・テクノロジーセンターであり、そのプロジェクトの多くは動画の理論と実践に基づいている。

CCMAは、スタジオ・フェローシップ、シンポジウム、ワークショップ、その他年間を通して継続的に行われるプログラムやイベントを通じて、同大学のコミュニティと関わっている。カリキュラムは、映像分野を含む、大学全体のクリエイティブな分野における様々なコースが集められている。

Blackmagic Design導入事例:「イェール大学CCAM」の場合

これらの機材は、公式のプログラム、授業、トレーニングなどで使用されており、無償で貸りることも可能だ。学生たちは卒業制作や授業のプロジェクトにおいて、短編映画、ドキュメンタリー、ミュージックビデオ、パフォーマンスの記録、そしてCCAM Leeds Studioに設置されたVicon Motion Capture Systemなどの映画技術の最先端を行く実験に機材を使用している。

Blackmagic Designカメラは、スキルレベルや学部、プロジェクトに関係なく柔軟に使用できる。学生や教職員たちは、コンパクトで信頼性が高く、シネマ品質の画が撮れるカメラに満足している。使い勝手が良いことから、長編映画の撮影など、様々なプロジェクトで使用されており、様々なレンズや内蔵NDフィルターを使用できることが重宝されているという。

Blackmagic RAWで撮影すれば、DaVinci Resolve StudioのシームレスなワークフローとBlackmagic Cloudコラボレーションにより、ポストプロダクションでカメラのシネマライクなイメージを最大限に活用できる。CCAMのラボにはこのソフトウェアが備わっており、イベントの記録や、資金調達用の研究プロジェクトを紹介する短いビデオの作成にも使われている。

Blackmagic Design導入事例:「イェール大学CCAM」の場合

イェール大学では、毎学期の初めに、CCAMチームと協力者が講師を務める学際的なクリエイティブ・ワークショップの1日イベント、「C-CAMP」が、CCAMにより開催される。これまで、モーションキャプチャー、プロジェクション・マッピング、映像編集などのワークショップが行われてきたが、C-CAMPで最も人気のあるセッションのひとつが、Blackmagic Designワークショップである。このワークショップでは、学生たちがBlackmagicカメラを使って短いドキュメンタリーを撮影する方法を学ぶ。

Blackmagic Design製品は、授業やプロジェクト、ワークショップの中心となっている一方で、CCAMの舞台裏でも使用されている。当初は、コロナ禍の制限から戻ったハイブリッドの教育環境の教員をサポートするためにATEM Mini Proライブプロダクションスイッチャーを導入したが、現在では、Blackmagic Designのカメラとともに、様々なCCAMイベントの撮影、制作、配信に使用されている。

Blackmagic DesignのカメラとDaVinci Resolve Studioは、映画の実験やデモンストレーションに使用されるだけでなく、主要なプロジェクトから生まれたドキュメンタリーにも使用されており、そのすべてがCCAMシンポジウムで上映される。また、カメラとATEM Mini Proは、マルチカム撮影やライブプロダクションワークフローにも使用されている。

Blackmagic Design導入事例:「イェール大学CCAM」の場合