DPSJ、OBSBOT「Tail Air」を展示。10万円以下で自動追従を搭載メイン写真

DPSJは、AFTER BEAT 2024の同社ブースでOBSBOTのリモートカメラ「Tail Air」を展示中だ。

Tail Airは、AI技術による自動追従対応が大きな特徴だ。AI追跡を使用すれば、カメラマンなしでも動きのある程度の動画撮影が可能。複数の人の中から選択した人のみの追従には対応しないが、一人を追従することが可能だ。ダンスであったり、ヨガ、動きのあるセミナー、プレゼンテーションをカメラマンなしで自動追従できる。例えばワンマンのYouTube撮影に便利そうだし、現場でサブカメラとして使用可能だろう。

ジェスチャーやスマートリモートコントローラを使って、コントロール、録画開始、自動追跡、ズームなどの一連の機能をコントロールできるのも便利そうだ。

DPSJ、OBSBOT「Tail Air」を展示。10万円以下で自動追従を搭載説明写真
本体には「USB-C」と「Micro HDMI」ポートを搭載

また、NDI|HX3のNDIライセンスキーを別途販売しており、NDIのIP伝送にも対応する。NDIを使用して拠点間などの映像伝送に使用可能だ。現場のケーブルを減らすことで、混乱を防ぐ意味でも便利そうだ。給電はType-Cに対応するほか、USB Type-CからEthernetアダプタ変換によるPoE給電にも対応する。約7万5,000円と気軽に購入できる価格も特徴だ。スタッフの少ない現場で、頼れる1台になりそうだ。

DPSJ、OBSBOT「Tail Air」を展示。10万円以下で自動追従を搭載説明写真
本体にはEthernetコネクタを搭載していないが、純正の「USB-C to Ethernet」で対応可能だ