PABLO VAZQUEZ Blender Foundationとオンライン開発者コミュニティは、「Blender 4.2 LTS」を発表した。
通常のLTS(long-term support)リリースと同様、Blender 4.2 LTSには今後2年間プロジェクトを強化するための機能、改善、修正が搭載されている。
主な特長
- 新しいレンダリング エンジン:EEVEEが全面的に書き直され、グローバルイルミネーション、ディスプレースメント、より優れたSSS、ボリューメトリックライティングとシャドウ、ビューポートモーションブラーなどが追加された
- Cycles:レイポータル、薄膜干渉、より優れたボリュームレンダリング、ブルーノイズなど
- コンポジター:オフラインレンダリングにGPUアクセラレーションを利用できるようになり、CPUでも高速になり、3Dビューポートでより多くのノードをサポート
- 拡張機能:Blender内でアドオンやテーマをオンラインで共有、インストール、更新する新しい方法
- ポータブルインストール
- Khronos PBR ニュートラル トーン マッパー
- 新しいスカルプトツール
- ビデオシーケンサー:ストリップの再設計。欠落メディアのハイライト、テキストストリップの強化、パフォーマンスの向上。
- コレクションエクスポーター
- USD、Alembic、glTF、OBJ、PLY、STLの強化
- Undoの最大5倍高速化
- アニメーションエディターとツールのアップグレード
など
これはオンラインのExtensions Platform(フリーでオープンソースのアドオンやテーマを共有するコミュニティサイト)の立ち上げも意味する。
新機能の詳細についてはリリースノートを参照。