Cerevo、ライブ配信機器向け遠隔操作サービス「LiveShell Remote」正式サービス発表メイン写真

Cerevoは、ライブ配信機器の遠隔操作サービス「LiveShell Remote」正式サービスを2024年8月1日に開始する。料金は月額税込1,100円より。

LiveShell Remoteは、Cerevoのライブ配信機器「LiveShell」シリーズを遠隔から操作できるサービス。本体搭載のWebアプリケーション「LiveShell Studio」にインターネット経由でアクセスすることで、LiveShell Wの設置場所を問わずリモートで配信操作を行なうことが可能になる。

Cerevo、ライブ配信機器向け遠隔操作サービス「LiveShell Remote」正式サービス発表説明写真
利用イメージ

正式サービス開始当初は、映像2入力に対応した「LiveShell W」で利用できるほか、1入力の「LiveShell X」も後日ファームウェアのアップデートでLiveShell Remoteに対応する予定としている。

料金プランは、遠隔から配信設定や状態監視が可能な「Liteプラン」が月額1,100円、Liteプランに加えて映像も確認できるフル機能の「Basicプラン」が月額3,300円。「無料おためしプラン」では、Liteプラン、Basicプランそれぞれ1台まで1カ月間無料で使用できる。

LiveShell Xの新インターフェイス提供について

2024年秋頃をめどに、LiveShell Xのブラウザ操作インターフェイスを刷新する。このアップデートでは、パソコンやスマートフォンからの設定方法を従来のDashboardから本体内蔵のアプリへと変更。ローカルネットワークのみで操作できるため、インターネットがない環境でもLiveShell Xを操作できる。

操作画面はLiveShell Wで提供している「LiveShell Studio」を踏襲した画面構成になり、従来提供していた本体操作用のインターフェイス「TinyCon」と比べて操作性の向上を図ったという。

    テキスト
開発中のLiveShell X用本体操作インターフェイス
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Dashboardサービス終了について

LiveShell Remoteの開始およびLiveShell Xの新インターフェイス提供に合わせて、これまでのLiveShellシリーズで提供していた「Dashboard」は2025年5月末を持って終了する。

LiveShell Xを利用者には、DashboardからLiveShell Remoteへの移行期間として、LiveShell Remote対応予定の2024年秋から2025年5月頃までLiveShell Remoteを無料で提供する。利用の方は期間内にアップデートしてほしいとしている。

Dashboard終了後のLiveShellシリーズ操作について

LiveShell W

Dashboard終了に伴う変更はないという。本体内蔵のWebアプリケーション「LiveShell Studio」および本体ボタンで各種設定や配信が可能。遠隔操作は「LiveShell Remote」を利用してほしいという。

LiveShell X

本体内蔵のWebアプリケーションおよび本体ボタンで各種設定や配信が可能。遠隔操作は「LiveShell Remote」を利用してほしいという。

LiveShell 2 / LiveShell Pro

ローカルモードおよび本体ボタンで各種設定や配信が可能。遠隔操作は利用できないという。