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GoProは、GoProから専用のHERO Blackシリーズレンズ(以下:HBシリーズレンズ)を活用できる最上位機種の「HERO13 Black」と、シンプルを極めた最小4Kカメラ「HERO」を発表した。いずれも予約注文を受け付けている。店頭販売は、HERO13 Blackが2024年9月10日、HEROは2024年9月10日に開始する。希望小売価格はそれぞれ以下のとおり。

  • HERO13 Black:税込68,800円
  • HERO13 Black Creator Edition:103,800円
  • HERO13 Blackアクセサリーセット:77,800円
  • HERO:税込34,800円

各カメラには、定評ある特許取得済みのGoProテクノロジーをベースとした、独自の新機能が搭載されている。

HERO13 Black

HERO13 Blackは、最新技術でクリエイティブの可能性を無限に広げるパワフルなカメラ。クラス最高レベルの5.3K 60フレーム/秒のビデオ、エミー賞受賞のHyperSmoothブレ補正、その他GoProの主要な特徴を備えたHERO13 Blackには、次の新機能が搭載されている。

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  • 13倍バーストスローモーション:HD画質の720pでは最大400 FPS、5.3Kでは120 FPS、900pでは360 FPSのビデオを撮影できる
  • 容量10%増加・電力効率も向上したEnduroバッテリー:あらゆる天候条件下で長時間撮影が可能
  • マウントの着脱が簡単なマグネット式ラッチマウント:内蔵のマウントフィンガーと1/4-20マウント用ネジを活用すれば、HERO13 Blackを3通りの方法でマウントできる
  • より高速なWi-Fi 6テクノロジー:コンテンツの転送スピードが最大40%も高速になった
  • プロレベルのHLG HDRビデオ:放送標準の10-bit、Rec.2100の色空間、HDR単独よりも広い色域を実現
  • オーディオをより詳細にカスタマイズ:臨場感重視のバランス設定のほか、背景音の中で声を際立たせる設定を選ぶこともできる
  • GPS +パフォーマンスステッカー:速度、経路、地形、高度、加速度を追跡し、サードパーティのメディア管理アプリでジオタギングをサポートする

さらに、カスタムプリセットオプションの追加、QuikCapture機能の向上なども特徴だとしている。

HERO13 Blackは、カメラ単独ではもちろん、Voltaパワーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジュラーが付属したHERO13 Black Creator Edition、アクティビティ向けのアイテムが揃ったHERO13 Blackアクセサリーセットもラインアップしている。

HBシリーズレンズと組み合わせる

HERO13 Blackは、新しいHBシリーズレンズと同時に使用することで、創造性をさらなる高みに押し上げることができるという。HERO13 Blackが取り付けたレンズを自動検出し、レンズの種類や環境に応じて設定が最適に調整される。

4種類のHBシリーズレンズは、GoProが特許を取得しているHyperSmoothブレ補正機能に対応するほか、撥水コーティングが施されているため傷に強く、防水性も発揮する。

  • 超広角レンズモジュラー(税込16,800円):HERO13 Blackが究極のPOVカメラに。視野角177°、アスペト比1:1であらゆるシーンを広範囲で捉える。カメラをどのように取り付けていても、広い視野角で撮影できるほか、16:9のワイドスクリーンまたは9:16の縦向きショットへと自由にクロップできる。さらに、HyperSmoothのパフォーマンスを最大限に高め、カメラ内蔵の360°水平ロックにより最大4K60の解像度でビデオのブレを補正する。
  • マクロレンズモジュラー(税込21,800円):GoProの標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップが可能。焦点を調整しながら離れた場所にある物体を撮影でき、クリエイティブの可能性が広がる。フォーカスリングを使用すると、ピントを11cmから手動で調整可能
  • アナモフィックレンズモジュラー(税込21,800円):従来の広角映像よりも歪みの少ない芸術的な映像を、長編映画を思わせるドラマチックな21:9のアスペクト比で撮影する。シネマティックなレンズフレアで映像に個性をプラス。カメラに内蔵の映像を補正する「デスクイーズ」機能により、多くの労力を要するポストプロダクションなしでアナモフィックコンテンツの撮影や編集が簡単
  • NDフィルター4枚パック(税込12,100円):HBシリーズのNDフィルター(ND4/ND8/ND16/ND32)を使用すると、シネマティックなモーションブラー効果を簡単に加えることができます。フィルターを取り付けるだけでHERO13 Blackが自動検出し、オートシネマティックビデオモードに切り替わり、環境に応じた最適な設定に調整される
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写真左から、超広角レンズモジュラー、マクロレンズモジュラー、アナモフィックレンズモジュラー
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NDフィルター4枚パック

超広角レンズモジュラー、マクロレンズモジュラー、NDフィルター4枚パックはHERO13 Blackとは別売りで、GoPro.comで予約注文が可能。店頭販売は9月10日(火)に開始される予定。また、アナモフィックレンズモジュラーは2025年発売を予定している。

容量が10%向上した1900mAh Enduroバッテリーは、電力効率の向上とバッテリー筐体の刷新により、あらゆる状況でより長い駆動時間を実現した。HERO13 Blackなら、最高解像度の4K30および5.3K30設定で1.5時間、HD画質の1080p30では2.5時間以上の連続撮影が可能。

また、新しく登場するContactoマグネット式ドア+電源ケーブルキット(税込13,800円)を利用すれば、あらゆる天候で電力供給がさらにレベルアップしたという。HERO13 Black用に設計されたサイドドアにこの電源拡張アクセサリーをマグネットで取り付ければ、防水性を維持しながらすばやく簡単に外部電源に接続して給電できる。

多様なマウント方法

新しいマグネット式ラッチマウント(税込4,200円) とボールジョイントマウント(、6,800円) があれば、HERO13 BlackとGoProのマウントをスピーディかつ簡単に交換できる。いずれも既存のGoProマウントに対応しており、マグネティックラッチシステムを使用してカメラを固定する。ピンチするだけでマウントの取り外しや交換ができ、カメラを180度回転させて視点を変えることもできる。

内蔵のマウントフィンガーを使用してカメラをマウントすることも可能。目立つことなくしっかりと固定できるマウントオプションだ。1/4-20用ネジは、三脚を始めとするプロ仕様の標準的なカメラアクセサリーに使用できる。

HERO

HEROは、スクリーン搭載の4KカメラとしてはGoPro史上最小で最軽量、シンプルで使いやすい低価格の商品で、特長は以下の通り。

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  • 超コンパクトで重量はわずか86g:マウントフィンガーを内蔵していても、HERO13 Blackと比較して35%小さく、46%も軽くなっている
  • 優れた耐久性と防水性(5m):GoProならではの優れた耐久性と水深5mまでの完全防水性能。沼地、雪、水中などの環境でも、楽しい瞬間を逃さず捉える。新しい街の探索にもおすすめ
  • 直感的にわかるタッチスクリーン+ワンボタンコントロール:LCDスクリーンを使用してショットを完璧にフレーミング。モードボタンをスワイプまたは押すだけでモードを切り替えられる。準備ができたらシャッターボタンを押して撮影を開始する
  • 驚異的な画質+2倍スローモーション:Ultra HD 4KおよびHD 1080pビデオ、12MP写真、2.7K 60FPSでのスローモーション撮影が可能。Quikアプリを使用して、4Kビデオから8MPの写真を切り出すこともできる
  • アスペクト比16:9:YouTubeに最適な横向きビデオを作成
  • HyperSmoothビデオブレ補正をQuikアプリで使用:GoPro Quikアプリを使えば、HyperSmoothビデオブレ補正が映像のブレを自動的に補正する
  • 長時間駆動のEnduroバッテリー:1回の充電で、最高画質設定で60分間の連続撮影が可能

GoPro創業者兼CEOのニコラス・ウッドマン氏は次のようにコメントしている。

ウッドマン氏:今年発売する2種類の新しいGoProカメラは、GoProコミュニティから聞こえた声を参考に、ユーザーの満足度をさらに上げるべく設計したものです。交換可能な4種類のレンズモジュラーはHERO13 Black専用で、装着するとカメラがレンズを自動的に検出して設定を調整します。また、HERO13はマグネット式ラッチマウントやGPSに対応するほか、よりパワフルなバッテリーによって駆動時間が長くなり、熱性能も向上しています。

そして、スクリーン搭載機種としてはGoPro史上最小かつ最軽量のHEROも登場しました。頑丈で超軽量なデザイン、さらに優れた4K画質で、新規ユーザーにもベテランユーザーにもおすすめです。

GoPro Quikアプリ

HERO13 BlackとHEROはどちらもQuikアプリに対応しており、以下のGoProサブスクユーザー特典を利用可能だ。

  • ハイライトビデオを自動でスマートフォンに送信:GoProを自宅のWi-Fiに接続した状態でチャージするだけ。チャージ中にコンテンツがクラウドに自動アップロードされる。その後、音楽のビートやエフェクトとシンクロしたハイライトビデオが自動作成されてスマートフォンに送信されるため、すぐにシェアできる
  • Quikアプリでショットを編集:プロ並みの編集を可能にする使いやすいツールが豊富に用意されている。アプリが自動作成したハイライトビデオを編集することも、ゼロからオリジナルのビデオを作成できる。ズームインやクロップ、フィルターの追加、データオーバーレイなど、他にも様々な機能を利用可能
  • 簡単に転送+容量無制限のクラウドにバックアップ:ワイヤレスアップロードを使えば、Quikアプリ経由で写真やビデオをマートフォンに転送するのも簡単。容量無制限のクラウドストレージなら、自動アップロードで手間がかからない。自宅のWi-Fiに接続された状態でチャージすると、GoProが自動的にアップロードを開始する

GoProユーザーは、QuikアプリまたはGoPro.comから登録できるPremiumまたはPremium+ GoProサブスクリプションで、上記の特典を利用できる。