Metabones、スマートアダプター「Canon EF to Sony E mount CINE eND」発表。キヤノンEFからソニーEマウント変換[IBC2024]

Metabonesは、キヤノンEFからソニーEマウント変換用のスマートアダプター「Canon EF to Sony E mount CINE eND(以下:EF-E CINE eND)」を発表した。同製品は2024年9月13日~16日にアムステルダムで開催されるIBC 2024のLC-Tec Displays ABのブースに展示される。

Metabones、スマートアダプター「Canon EF to Sony E mount CINE eND」発表[IBC2024]

キヤノンEFマウントおよびEF-Sマウントレンズは、EF-E CINE eNDスマートアダプターを使用して、ソニーEマウントカメラで使用できる。

OLEDディスプレイにはステータスと設定が表示され、回転ダイヤルでeNDフィルターをコントロール。eNDフィルターの調整範囲は-2~-7ストップ。外部電源は不要で、すべてカメラから給電される。レバーを動かすだけで、eNDフィルターが交換され、適切な厚さのクリアフィルターに置き換えられ、バックフォーカスが一定に保たれる。

Metabonesは2012年にスマートアダプターを発明して以来、パワーズーム、オートフォーカス、オートアイリスを備えたキヤノンCN-Eコンパクトサーボズームや、カメラにレンズメタデータを表示できるキヤノンEFマウントのシグマCINEレンズなど、ほとんどのシネマレンズをサポートするなど、ビデオに関連する独自の機能を提供してきたという。Metabonesのスムースアイリス機能は、アイリスの変化を滑らかにし、美観を損なわないようにするもので、多くのキヤノン、シグマ、タムロンのレンズに対応している。Metabonesは静止画撮影にも優れており、市販されているアダプターの中で最速の位相差検出オートフォーカス(PDAF)を装備。ボディ内手ぶれ補正(IBIS)と光学式手ぶれ補正(OIS)の両方に対応し、効果を最大化するための最適化も施されているという。

性能の向上、より多くのカメラやレンズのサポート、新機能の追加などのファームウェアは、追加費用はかからず、www.metabones.comから無料でダウンロード可能。

製品仕様

  • カラー:(外側)ブラックサテン、(内側)ブラックマット
  • カメラマウント:ソニーEマウント
  • レンズマウント:キヤノンEFマウント
  • フィルター:内蔵電子可変NDフィルター(2~7ストップ)、クリアフィルター
  • 寸法:115mm×86mm×35mm
  • 中心から底部まで:42mm
  • 重量:285g(キャップ込み310g)
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