レスター、 タックシステム、 PALTEKは、合同で2024年11月13日(水)~11月15日(金)より幕張メッセにて開催する「Inter BEE 2024」に出展する(ホール7 小間番号 7310)。

主な出展内容は下記の通り。

Avid Editワークフロー

IBC 2024で発表された最新情報を中心に、AIエンジン「Avid Ada」を搭載して機能を強化した「MediaCentral」プラットフォーム、IPおよびSDIストリームのインジェスト/プレイアウトを提供するソフトウェアベース「Avid | Stream I/O」を使用したSRT収録のワークフロー、Avid Adaによる文字起こし機能やPro Toolsとの連携機能を一層強化し、セッションファイルのエクスポート・インポートに対応したMedia Composer 2024.6など、Avidのクラウドサービス、制作効率を向上する最新ワークフローを展示する。

Avidオーディオソリューション

ProToolsやAvid製品に関する最新情報や関連システム、Dolby Atmosを体感できるタジオを開設。豪華講師陣によるスペシャルイベントも開催。Avidソリューションコーナーでは、システムに関する相談や情報交換などが可能なコミュニケーションスペースを用意する。

Daletメディアワークフロー

クラウドを利用した効率的なDaletメディアワークフローを紹介する。収録管理、メディア管理、多様なトランスコード処理、生成AI対応、より優れたオートメーションワークフローを提案する。

プロフェッショナル クリエイティブ ソリューションスイート「SGO」

SGO国内総代理としてMistikaファミリーを紹介する。SGOのソリューションアーキテクトが来日してデモを実施する。

ポストプロダクション向け編集機「Mistika Ultima」/Mistika Boutiqueターンキー

オンライン・フィニッシング・システムとして高品位のMistikaUltima/Boutiqueは、コンフォーム・VFX合成・カラーグレーディング・HDR・S3D・HFR・VRなど製作に求められる様々な要素を直感的なインターフェイスでサポートする。効率的なカラーグレーディングのためのギャラリー機能など、開発中の「Mistika 11」を紹介する。

Mistika Workflows

ファイル変換・メディア整理・自動化ソリューション異なる納品形式の仕様に合わせた自動トランスコードフローやオフライン用プロキシファイルの自動作成など、制作フローを簡単に自動化でき、時短、人的リソース問題やオペレーションミスなどの課題を解決する。After Effectsを活用した完全自動化ソリューションなど最新機能を紹介する。

カラーグレーディング システム「FilmLight」

ML(機械学習)を利用した「Segment Anything」や「Depth Map」などBaselight v7の最新機能を紹介する。高機能なプライマリー補正ツール「XGrade」やシネマルックを開発する「Chromogen」など多様なカラーグレーディングツールを体験できる。また、IBC2024で披露されたNaraの最新バージョンも紹介する。Naraは、世界中のどこからでもローカルサーバーに保管されたメディアにセキュアに接続、RAWなどの幅広い素材を正確な色でリアルタイムブラウズでき、クライアントと即座にレビューセッションを行える。最新バージョンではBaselightとの連携強化など新たな開発を加えて登場する。

簡易XRスタジオ

簡易XRスタジオを展示する。レスターのバーチャルプロダクションシステムはインカメラVFXに対応で、グリーンバックを利用したクロマキー合成の利用が可能。位置情報検知デバイスと3D空間に配置した仮想カメラが連携し、カメラを動かすと背景も連動して動き、より現実世界に近い合成が可能になる。Unreal Engine5をベースに開発を進め、高品質な3D CGアセットを利用することができる。外部制御の連携も考えており、少人数でバーチャルプロダクションを利用することも可能。

TAC輸入品/DirectOut Technologies

ST2110対応コンバータとして定評のあるDirectOut Technologies製品を中心に、「PRODIGYシリーズ」を一挙展示する。ライブ向けにデザインされた話題の新製品「MAVEN.A」や、「USB.IO」を初出展する。Thunderbolt 3 I/Oを搭載したNTP Technologyの「Thunder | Core」製品」、DSPが大幅にアップデートされ、マイクスプリットなど多彩な機能が搭載された高品位マイクアンプ付属の「STAGETEC NEXUS Compact」を紹介する。

映像伝送ソリューション

取り扱いを開始したRIEDEL社製品を展示する。MediorNet MicroNシリーズとFXC社1Uトランスポンダ・マックスポンダを組み合わせ、最大1.6Tの伝送を一芯で可能。他にも伝送、圧縮方式が異なるエンコーダー/デコーダーを展示する。

パリオリンピック事例 MojoProを使用した完全クラウド配信

スマホ配信アプリ「MoJoPro」を紹介する。パリオリンピック開会式にて、Haivision社のライブ配信アプリMojoProをインストールした200台の携帯電話によるローカル5G大規模映像伝送が行われた。クラウド編集プラットフォーム(Grabyo)と組み合わせることでオールクラウドでの映像配信が可能。

リダンダンシー利用のクラウド映像伝送

Haivision社の提供する「Makito X4」デコーダを展示する。新機能リダンダンシ(冗長化)機能で、更に安定的な映像伝送が可能なのを特徴としている。

オリジナル・バックアップアーカイブ

DaAlpsバックアップアーカイブを展示する。Seagate大容量ストレージを採用することで低価格にセキュアな環境が提供可能。AIと連携することで豊富なメタデータを自動的に付与することができ、アーカイブに関わる様々なデータを登録、管理、「AI」解析し、コンテンツをフル活用できる。

バックアップクラウドサービス

映像編集に最適なQNAP All Flash NASを活用し、インターネットを経由することなく、NTTのNGN(IPv6)網を経由してデータのバックアップが安全にできるクラウドサービスを紹介する。QNAPのQuTSを活用し、シームレスにバックアップが可能で、NA S側もSSL、暗号化に対応しているため、データ漏洩やハッキングのリスクはオンプレと同レベルに維持できるシステム。

空調に特化した節電・省エネシステム「AiーGlies」

消費電力の中で多くを占める「空調設備」をピンポイントで制御し、CO2排出量削減と電気料金(基本料金と使用量料金)を削減するシステムを紹介する。様々な施設で導入をしており、脱炭素経営に「減らす」というアプローチからも取り組んでいる。