平和精機工業は、クイックロック三脚「QL40B」を12月中旬に発売する。ラインナップと価格は以下の通り。
- QL40(75mmクイックロック三脚単体):税込95,700円
- HS-150Q(H15とQL40B/グランドスプレッダー):税込198,000円
- HS-150MQ(H15とQL40B/ミッドスプレッダー):税込198,000円
- HS-250Q(H25とQL40B/グランドスプレッダー):税込205,000円
- HS-250MQ(H25とQL40B/ミッドスプレッダー):税込205,000円
- HS-350Q(H35とQL40B/グランドスプレッダー):税込277,200円
- HS-350MQ(H35とQL40B/ミッドスプレッダー):税込277,200円
- HS-450Q(H45とQL40B/グランドスプレッダー):税込326,700円
- HS-450MQ(H45とQL40B/ミッドスプレッダー):税込326,700円
- NX-300Q(NH30とQL40B/グランドスプレッダー):税込218,900円
- NX-300MQ(NH30とQL40B/ミッドスプレッダー):税込218,900円
- RC-40(マルチ三脚ケース):税込10,450円
- 最大搭載重量:35kg
- 重量:2.6kg
- 高さ:55.1~181.9cm
- 脚ロック方式:フリップロック式
- アクセサリーポート:1/4″ ネジ穴及び 3/8″ ネジ 穴各3か所
- キャリングハンドル:あり
- ボール径:75mm
- パイプ材質:アルミ
- 三脚段数:3段
従来の3段脚は上下にロックがあったが、QL40Bでは上段にある特許出願中の新ロック機構1つで高さ調整が可能。同じく特許出願中のフリップ式ロックで素早いロックとリリースが可能で、三脚のセッティングに掛かる時間を短縮できる。
下段のロックがないため屈む必要がなく、カメラマンの負担を軽減できるという。また、現行モデルの「RT30B」に比べ最大高さが約30cm高くなり、取材やイベントなど様々なシチュエーションで力を発揮するという。運搬時に重宝するキャリングハンドルや便利なアクセサリーポートも備えており、メンテナンスも簡単で利便性の高い三脚としている。
QL40Bのポイント
フリップ式クイックロック
上段にあるロック機構1つで高さ調整が可能。フリップ式ロックの形状は人間工学の観点から設計されており、下からでも横からでも指を掛けやすくなっている。カメラマンの負担を減らし、簡単でスピーディーな高さ調整を可能としている。
便利なキャリングハンドル
標準で付属するキャリングハンドルは持ち運びを容易にする。使用しない場合は簡単に取り外すこともできる。
簡単メンテナンス
付属の専用メンテナンスツールで三脚の固定力を自身で簡単に調整可能。一般的なクイックロック三脚に比べて、脚の固定力が落ちにくい構造であることも強みとしている。
ロング三脚
現行の75mm三脚「RT30B」に比べ最大高さが30cmも高くなっており、ビデオヘッド付きのグランドスプレッダー三脚システムでは198cmまで高くすることが可能。カメラのレンズ高は2mを容易に超えるため、追加のアクセサリーなしでハイアングル撮影を行える。
軽量設計
アルミ製のロング三脚でありながら、キャリングハンドルを含めた重量は2.6kgで、「RT30B」よりも軽量。
耐荷重35kg
QL40Bの耐荷重は35kgと、他のクイックロック三脚と比較しても高い耐荷重性能を有している。総重量の重いカメラシステムでも安心して載せられる。
スムーズな伸縮機能
ロックを解除した状態では、引っかかる事なくスムーズに脚が伸縮する。ストレスを感じることなく素早く三脚をセッティングできる。
利便性を高めるアクセサリーポート
三脚のヘッド取付け部分に1/4インチ、3/8インチネジ穴のアクセサリーポートが3セット配置。モニターやライトなどのアクセサリーを安定させて取り付けたい場合に便利としている。
事故を予防する安全設計
万が一脚が勢いよく下がってしまっても指を挟まないよう、ユーザーの安全を考慮した 設計を実現している。