DJIは、最新の超軽量かつコンパクトなワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」を発売した。ラインアップと希望小売価格は以下の通り。
- DJI Mic Mini(2TX+1RX+充電ケース):税込24,200円
- DJI Mic Mini(1TX+1RX):税込13,200円
- DJI Mic Miniトランスミッター(インフィニティブラック/アークティックホワイト):税込7,700円
- DJI Mic Mini充電ケース:税込9,900円
DJI Mic Miniはコンテンツクリエイターにパワフルなパフォーマンスを提供する。長い駆動時間と安定した高品質の音声伝送を実現しつつも、エントリーレベルの価格で販売され、入門マイクとして最適だとしている。
Pan氏:DJI Mic Miniは驚くほどコンパクトで軽量なボディにも関わらず、優れた収音性能を備えています。24,200円といった低価格で、DJIへの品質の期待を裏切らない高品質な音声を提供します。環境を選ばず、ダイナミックでクリアな素晴らしいサウンドを収録でき、DJI Mic Miniの装着性や実用性をコンテンツクリエイターの皆様にご堪能いただけます。
DJIは、高品質の革新的なツールで、幅広いクリエイターへの支援を続けています。映画制作者の方々に、エミー賞受賞のInspireドローンテクノロジーやRoninの映像撮影エコシステムを提供することに加え、本日の新製品発表もその支援の1つであり、DJIは、あらゆるレベルのコンテンツクリエイターにプレミアムな録音体験をお届けしています。
効率的な操作性と機能を備えながら、軽量かつポータブルで使いやすい
DJI Mic Miniのトランスミッターは、わずか10gとDJI Mic 2の半分以下の重量となっている。襟元や柔らかい薄手のTシャツに付けても重みで着崩れすることなく、目立たず快適に装着でき、すっきりしたカメラ映りを実現する。クリップでシャツに留めたり、マグネットで衣服に付けたりできるほか、ストラップにも装着可能。
DJI Mic Miniは、高品質な機能を搭載し、ポストプロダクションのニーズに配慮しながら、コンテンツクリエイターが豊かで細部にこだわったサウンドを追求できるという。
2段階のノイズキャンセリングテクノロジーにより、大人数の観客で埋まったホールや屋外イベントといった騒音の激しい環境でも、録音を心配する必要はないとしている。ベーシックレベルは静かな屋内使用に最適だという。
ファンやエアコン、反響音を抑えながら、クリアな音声を収録。強レベルは周囲のノイズをカットし、騒音環境でも音声にフォーカスして収録できる。DJI Mic Miniのウインドスクリーンは、風の音も大幅に軽減し、屋外の会場でもクリーンな音声の収録が可能。
自動リミッティング機能は、音声入力が大きすぎる場合に音量を下げ、音声の歪みを引き起こすクリッピングを効果的に回避する。また、レシーバーのダイヤルを使ってゲインをすばやく調整し、5つのレベル切り替えで、録音したサウンドの入力を制御できる。
画期的なオールインワン設計の充電ケースは、すべてのアイテムを便利にまとめて収納できる。トランスミッター2台、レシーバー1台、スマートフォンアダプター、ウインドスクリーンをすっきりと収納でき、DJI Mic Miniの持ち運びや保管が簡単だとしている。
信頼性の高い音声収録で、ディテールまでクリアに
DJI Mic Miniはコンパクトでありながら、音質に妥協なく無指向性録音に対応する。また、レシーバーは一度にトランスミッター2台とペアリングできるため、ディテールを犠牲にせずに、複数の音源から録音可能。これにより、異なる音源からでも、一貫した高品質の音声を録音できる。
デュアルチャンネル録音(モノラルとステレオ)により、2台のトランスミッターからの音声を分離したり、1つのトラックに統合したりすることができ、柔軟な編集や調整が可能。DJI Mimoアプリには、メイントラックより6 dB低い音量で録音するセーフティトラック機能が搭載されている。
クリッピングや歪みといった音声問題に対するフェイルセーフとして機能し、ライブパフォーマンスで音量に変動があった場合でも、録音した音声を使用できる。
音声は最大400mまで伝送可能。DJI Mic Miniのパワフルな耐干渉性能により、交通量の多い道路や活気あるイベントなどのにぎやかな屋外でも、高品質の録音を安定して続けることができる。
ポッドキャストやライブ配信など、コンテンツを屋外で長時間録音する場合、フル充電したDJI Mic Mini充電ケースを使用すれば、48時間の長時間使用が可能。また、5分間のクィック充電で1時間使用できる。
レシーバーとトランスミッターは、それぞれ約90分と100分でフル充電されるため、録音セッションの間に長時間の遅延が発生しない。
トランスミッターは、レシーバーからの信号を検知しないときに自動的にスリープモードに入るため、電力を節約でき、マイクの電源を頻繁にオン/オフするわずらわしさから解放されるという。
また、DJI Mimoアプリでは、指定した時間の経過後に自動で電源をオフにできる。そのため、バッテリーの消耗を防ぎ、クリエイターは、制作用にバッテリー残量を効率的に確保できる。
OsmoAudioとDJI製品/スマートフォンへの直接接続によるプレミアムなワイヤレス録音
DJIのOsmoAudioエコシステムにより、優れた音声を確実に録音できる。DJI Mic Miniトランスミッターは、レシーバーなしでOsmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、またはOsmo Pocket 3に直接接続できるため、シンプルなワークフローを実現する。
DJI Mic Miniは、レシーバーを使わずにBluetooth経由でスマートフォンに直接接続が可能。スマートフォンを使用するユーザーならだれでも、サーパーティ製撮影アプリで音声を録音できる。
DJI FlyアプリをDJI NeoドローンとDJI Mic MiniにBluetoothで接続して音声を録音し、空撮映像にオーバーレイできる。アプリでプロペラのノイズを除去して音声トラックを映像に取り込むことができ、低い高度でのVlog撮影でも高品質のサウンドを確保する。
DJI Mic Miniは、極めて汎用性が高く、複数のデバイスとの互換性があるため、カメラやスマートフォン、パソコン、タブレットを使用してコンテンツを録音するクリエイターにとって最適だという。カメラ音声ケーブル(3.5mm TRS)でカメラに接続すると、カメラの電源と同期してレシーバーの電源がオン/オフになる。
レシーバーをスマートフォンに接続すると、レシーバーを取り外すことなく、音声の再生が可能になり、また、接続したスマートフォンからレシーバーを充電することも可能。レシーバーをスマートフォンに接続した状態で、USB-Cポートを介して電源に接続すると、使用しながら両方の機器を同時に充電できる。
商品構成
- DJI Mic Mini(2TX+1RX+充電ケース):DJI Mic Miniレシーバー、DJI Mic Miniトランスミッター(インフィニティブラック)2台、DJI Mic Mini充電ケース、DJI Mic Miniカメラ音声ケーブル(3.5 mm TRS)、DJI Mic Miniスマートフォンアダプター(Type-C)、DJI Mic Mini USB-C充電ケーブル、DJI Mic Miniウインドスクリーン4個、DJI Mic Miniクリップマグネット2個、DJI Mic Miniキャリーポーチ
- DJI Mic Mini(1TX+1RX):DJI Mic Miniレシーバー、DJI Mic Miniトランスミッター(インフィニティブラック)、DJI Mic Miniカメラ音声ケーブル(3.5 mm TRS)、DJI Mic Miniスマートフォンアダプター(Type-C)、DJI Mic Miniウインドスクリーン2個、DJI Mic Miniクリップマグネット、DJI Mic Miniコンパクトキャリーポーチ、DJI Mic Miniスプリッター充電ケーブル、DJI Mic Miniトランスミッター充電ドック