Meyer Optik Görlitzは12月12日、現在発売中のレンズ(Biotar 75 IIを除く)にネイティブライカRマウントを追加すると本社発表した。

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左から「Biotar 58 f1.5 II」「Trioplan 50 f2.8 II」

Meyer Optikでは、過去にライカRマウントレンズを求める問い合わせを何度も受けてきたという。ライカRシステムは、多くの人に評価されている一方で、2009年に製造中止となっており、中古市場は活発としている。

ライカRシステムの構造上、他の一般的なレンズ(M42やキヤノンEFなど)をそのまま使用することはできない。そこでMeyer Optikでは、ネイティブのライカRマウントでレンズを提供することを決定。Rシステムユーザーに、撮影の幅を広げる一助となればとしている。

Meyer Optikのすべてのレンズは、少なくとも11種類、大部分は12種類のマウントで使用可能。多くの手間を惜しまず、様々なカメラシステムに対応するネイティブバージョンを作成しているごくわずかなメーカー。Meyer Optik Görlitzは、レンズの使用をできるだけ便利にするために、この型破りなアプローチを採用しているという。

Meyer Optik、「Biotar」「Trioplan」シリーズにライカRモデル発売。 ライカRシリーズでそのまま利用可能説明写真
Biotar 58 f1.5 IIの対応マウント

なお、Meyer Optikではまったく新しいレンズが現在計画/開発中であり、2025年中にリリースされる予定としている。