Blackmagic Designは、「Blackmagic URSA Cine 12K LF」がNetflixが独自に設けたNetflix認定カメラリストに追加されたと発表した。
認定カメラの正式名称は「Cameras & Image Capture: Requirements and Best Practices」で、このリストには、ダイナミックレンジ、解像度、コーデック、ワークフローの互換性など、ストリーマーが認定カメラとして認定されるために必要なキャプチャー要件が記載されている。
Netflixは、番組の最終的な総実行時間の90%を認定カメラで撮影することを義務付けている。このリストには、すでに「Blackmagic Design URSA Mini Pro 4.6K G2」と「Blackmagic URSA Mini Pro 12K OLPF」が認定システムとして含まれている。
「Blackmagic URSA Cine」は、ポストプロダクションのワークフローに完全に統合された、新しい高度なデジタルフィルムテクノロジーを導入したデジタルフィルムカメラであるという。高速で大容量のストレージを内蔵した初のデジタルフィルムカメラであり、セットでのメディア同期用の高速ネットワークも搭載している。
「Blackmagic URSA Cine」では、さらに大きなフォトサイトを備えた新しいラージフォーマットのRGBW 36x24mmイメージセンサーを搭載している。PL、LPL、EF、ハッセルブラッドのレンズマウントを交換することも可能。さらに、SRTストリーミングによるWiFi機能も搭載しており、クライアントによる遠隔視聴も可能。業界標準のLemoおよびFischerコネクタも搭載しているため、ハイエンドの映画制作にも最適としている。
Netflixパートナーヘルプセンターのカメラガイドは同社サイトを参考にしてほしい。
Blackmagic URSA Cine 12K LFは現在出荷を開始している。