日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(以下:DPSJ)は、新たにプロAV事業に参入することを決定した。
参入の背景
DPSJは、1998年の設立以来、映像およびストリーミング関連製品の輸入販売及び専門的なサポート提供を通じて、幅広い顧客のニーズに応えてきた。今回のプロAV(プロ・オーディオビジュアル)事業への参入は、これまで培ってきた映像分野での実績をさらに拡大し、プロAV分野における製品とサービスを提供する体制を確立するものだという。
今回の事業拡大は、時代の変化に対応した多様なニーズに応えると同時に、市場成長が期待される分野への新たな挑戦だとしている。
プロAVについて
「AV(Audio Visual オーディオビジュアル)」は映像や音声を再生・録画・制御するための電子機器の総称。音声だけでなく映像にも関わるものを指す。例としては、マイク、ミキサー、スイッチャー、プロジェクターなどが挙げられる。
プロAV製品はコンシューマーユースだけでなく、プロユースにおいても「ライブ配信」「コンサート」「会議室」「プレゼンテーション」「イベント」「講演会」など、あらゆる映像制作や空間演出のシーンで活用可能だ。
この分野では海外を中心にAIやデジタルに対応した最先端のプロAVソリューションの提案が進化を続けている。
今後の展望
コロナ禍により、リモートワークやデジタルを中心としたニューノーマルな働き方に移行したことで、ワークライフスタイルでのDX化が急激に進んだ。パンデミックの収束後はその反対に対面のイベントや営業活動が活性化し、リモートと対面のハイブリッドな働き方に変化した。
アフターコロナでは各産業領域でDX・AIとリアルのビジネスコミュニケーションとの融合により、新しい働き方が模索されることが予想される。DPSJの専門商社としての機能を活用して、日本の顧客に「新しいスタンダード」を提案していくとしている。