中国・上饒市の光学メーカーLight Lens Labは、写真フィルムと映画フィルムの研究、開発、制作を開始することを発表した。
Light Lens Labの初期研究は有望な結果をもたらしたという。最初の乳剤テストは、同社のモノクロT-グレイン銀塩構造の研究が成功したことを示した。
同社は、Seagullアップグレードプロジェクト TLRカメラを使ってテスト撮影を行った。しかし、同テスト段階ではアンチハレーション層はフィルムに塗布されておらず、今後のフィルムには新しいアンチハレーション層が使用される予定だという。
同プロジェクトの目標は、以下のような開発プロセスを通じて、映画のリサーチ、開発、制作を行うことだという。
- T-グレイン構造のモノクロフィルム
- C-41
- E-6
- インスタントピールアパートフィルム
- 映画撮影用ECN-2
- その他
また、様々な写真や映画フォーマットでの映画制作も目指しているといい、今後リリースされる予定。
同映画プロジェクトでは、新たに開発した同社独自のマシンと乳剤プロセスを使用することで、自給自足的な制作を可能にする。なお、同プロジェクトは、別のブランド名で販売される予定のため、今後のリリースをご確認のこと。