キヤノンは、「EOS C80」および「EOS R5 C」のファームウェアアップデートを公開した。キヤノン公式Webサイトよりダウンロード可能。
「EOS C80 ファームウェア Version 1.0.1.1」および「EOS R5 C ファームウェア Version 1.0.9.1」のアップデート (2024年12月24日公開) に、タイムコード精度向上の修正が追加された。
主なアップデートの内容は以下の通り(以下、リリースノートより引用)。
■EOS C80 ファームウェア Version 1.0.2.1
- Frame.ioのCamera to Cloudに対応しました(Frame.ioのサービス提供地域で使用できます)
- [DISPレベル2]の[撮影情報表示]において、デジタルテレコンのアイコンを表示可能になりました。
- フレーム表示を行うDISPレベルのときに[オンスクリーン表示]を「切」に設定した際に、各映像出力端子から出力される映像が全画面表示になりました。
- [SDI出力形式]メニューに[1920x1080P]を追加しました。
- アサインボタンメニュー[カメラ][REMOTE A]に[CAMERA⇔MEDIA]を追加しました。
- 軽微な不具合を修正しました。
- [Time Code Run]の設定を[Free にしたときに、カメラの電源をOFFした際のタイムコードの精度を向上しました。
■EOS R5 Cファームウェア Version 1.1.0.1
- バッテリーパックLP-E6Pに対応しました。これによりLP-E6P使用時に機能制限なく使用可能になりました。RAW LTで59.94Pの撮影が可能になります。
- [DISPレベル2]の[撮影情報表示]において、デジタルテレコンのアイコンを表示可能になりました。
- フレーム表示を行うDISPレベルのときに[オンスクリーン表示]を「切」に設定した際に、各映像出力端子から出力される映像が全画面表示になりました。
- メニューに「タッチによる被写体追尾優先」を追加しました。これにより、画面のタッチで追尾を開始できるようになりました。
- AF枠やフォーカスガイドをドラッグによって移動可能になりました。
- PhotoモードでFTP転送中に、[画像プロテクト]及び[レーティング]の設定が可能になりました。
- 手ブレ補正に[電子ISへの動きベクトルの使用]を選択可能になりました。初期値:[しない] [しない]を選択時には、メインの被写体として、動きの多い人物や動物などを撮影する場合、被写体の動きに合わせて映像が揺れることがある事象を回避できます。
- ユーザビリティ向上のため、[システム設定メニュー]内の[USBモード]の[PTP接続/GP-E2]を[Canon アプリ/GP-E2]に変更しました。 AndroidのCanonアプリ画像取り込みを使用するときは[Canonアプリ/GP-E2]を選択してください。
- RFシネマレンズCN7x17 KAS T/R1に対応しました。
- 倍率色収差補正
- 周辺光量補正
- 歪曲収差補正
- T値表示対応
- カメラ本体、RC-V100からのリモート操作対応
- ブラウザリモートからのリモート操作対応
- ジョイスティックの上下キーでのズーム操作対応
- デュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応
- 「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応
- 「プッシュオートアイリス/オートアイリス」機能対応
- 軽微な不具合を修正しました。
- [Time Code]の設定が[Free]のときに、カメラの電源をOFFした際のタイムコードの精度を向上しました。