KPI、Tokinaシネマ新シリーズ「VISTA-C」開発発表メイン写真

ケンコープロフェショナルイメージングは、クラシカルな描写を特徴とし、表現の幅を一層広げることができるTokinaシネマレンズの新シリーズ「VISTA-C」開発に伴い、2025年2月18日より先行予約受付を開始する。

9本セット(18mm、25mm、35mm、40mm、50mm、65mm、85mm、105mm、135mm)での販売を予定で、価格や出荷開始とも未定。先行予約は2025年2月18日より受付開始される(詳しくは担当営業まで要問合せ)。

製品特徴

TokinaシネマレンズVISTA-Cシリーズは、定番人気のオリジナル「VISTA」シリーズをベースに、新しい光学エレメントとコーティングにより独自の視覚表現を可能にしたレンズ。18mm、25mm、35mm、40mm、50mm、65mm、85mm、105mm、135mmの9本をラインアップ。いずれのレンズも、T1.5の明るい開放値となっている(9本セットでの販売となる)。

最新の機能を備えつつ、既発売の「VISTA-P」シリーズのような強めの球面収差ではない微妙なフィールドの歪み、柔らかいエッジ、心地よいボケ、自然な周辺の落ち込み、美しい赤と青のフレアなど、モダンクラシックな表現を提供する。

VISTA-Cは、先行のVISTAシリーズと同様46.7mmの大きなイメージサークルを持ち、VistaVisionフォーマットを含むほとんどのシネマカメラのセンサーに対応する。焦点距離18mm、25mmを除く35mm以上のレンズは、Alexa 65 Open Gateを含むさらに大きなフォーマットで使用できるイルミネーションサークルを備えている。

既存のVISTA、VISTA-Pシリーズと組み合わせたり、あるいはVISTA-Cを単独で使用して、新しく個性的な映像へと表現の幅が広がるとしている。

VISTA-Cの「C」は、クラシック(Classic)を意味する。