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Thypochは、Simeraシリーズに、MマウントユーザーとE/Z/RF/L/Xマウントユーザーのための中望遠オプション「75mm F1.4」の追加を発表した。75mmはレンジファインダー用レンズの古典的でエレガントな焦点距離であり、Mマウントシステムでレンジファインダー用カップリングを備えた数少ないF1.4レンズの一つとして際立っているという。
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Simera 75mm F1.4は、高い評価を得ているSimeraシリーズの特徴的なデザイン要素と、Simera -C T1.5シネプライムズの16枚羽根アイリスと9群8枚の精密なエンジニアリングをシームレスに統合している。同レンズは、どのような絞り値でも、オニオンリングの痕跡を最小限に抑えながら、美しい円形のボケを難なく生み出し、見る人の焦点を被写体に集中させるという。
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主な特徴
- 16枚のアイリスブレードにより、どの絞り値でも完璧な丸みのあるボケを実現
- オニオンリングが目立たない
- F1.4の低色収差
- 9群8枚
- MFD0.6m
- クラシックな自動被写界深度インジケーター
- 絞り調整用のクリックモードとクリック解除モード
- 0.7mの距離計カップリング解除の微妙な抵抗
非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚、HRIレンズ2枚に加え、9群8枚を採用したSimera 75mm F1.4は、フレーム全域で優れたシャープネスを発揮し、色収差を最小限に抑え、正確な色再現を実現する。さらに、同レンズは中判カメラとの組み合わせに適しているという。
また、滑らかなフォーカス・フォールオフと明確な立体感を備えた特徴的な描写を実現し、平面写真で被写体のぼやけたエモーショナルな本質を捉えるのに理想的だという。
Simera 75mm F1.4は、優れた性能にもかかわらず、コンパクトなフォルム(全長63.5mm)と軽量設計(371.8g)を誇り、ストリート撮影やポートレート撮影に理想的なオプションとして、撮影者がより遠くから被写体を簡単かつ快適に捉えるための柔軟性を提供する。
Simera 75mm F1.4 ASPH.は、被写界深度インジケーターを搭載しており、被写界深度を把握しやすくなっている。同レンズは、ビデオグラファーとフォトグラファーの明確なニーズに応えるため、クリックモードとディクリクテッドモードの両方で絞りの切り替えが可能。さらに、レンジファインダーカメラユーザーのために、0.7mで無効となる警告が表示される。
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価格と入手方法
Simera FF75mm F1.4は、現在Mマウントユーザー限定で入手可能。アダプターを使用すれば、富士フイルムX、ソニーE、ニコンZのミラーレスカメラに簡単に装着可能。レンズはブラックとシルバー仕上げで、3月上旬に出荷予定。
作例
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