RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

株式会社RAIDは、プロフェッショナル向けバッテリー製品を展開するCore SWX社の新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」の発売開始した。Powerbase Edge Snapは、2025年2月27日~3月2日にパシフィコ横浜にて開催された「CP+2025」で展示され、多くの来場者からポジティブなフィードバックを獲得したという。

同製品は、柔軟な運用を可能にするスナップ式設計と高い電力供給性能を兼ね備え、映像制作者やクリエイターに最適なソリューションを提供する。RAID公式サイトでの販売価格は税込44,000円。

Powerbase Edge Snapの特長

RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

Edge Snapの最大の特徴は、複数のユニットを簡単に並列接続できるスナップ式構造だ。ホットスワップ可能で積み重ねできるデザインにより、バッテリーを手軽に追加・取り外しでき、充電時でもアクセサリーに連続して給電可能。この革新的な仕組みにより、電源管理がシンプルになり、撮影現場での機材運用が途切れることなくスムーズに行える。

RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

Core SWX社の画期的な新型AUX接続「PD Pro」を搭載。2つのPD Pro端子は5V~28Vの幅広い電圧出力が可能。さらに標準のPtap端子も2基装備されており、最大4つのアクセサリーに同時給電できる圧倒的な柔軟性を実現している。カメラ、照明、モニターなど撮影現場に欠かせない機材への安定した電源供給を保証し、円滑な運用をサポートする。

RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

PD ProポートはUSB-C PD経由での充電にも対応。革新的なスタック構造により、複数のバッテリーを1本のUSB-C PD充電ケーブルで同時に並列充電でき、効率性と利便性が一段と向上するという。

RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

Snapバッテリーには1/4-20ネジ穴が1つ付属し、別売のEdge Snap QRCプレートを使用することで、複数の1/4-20や3/8の回転防止ネジ穴に取り付け可能。さらに小型のDSLR・シネマカメラへの直接固定や、標準的なVロックシューマウントにも対応し、様々なマウント方法を提供する。また、バッテリーの状態をひと目で確認できるRGB LEDインジケーターを備え、用途ごとに色分けも可能。

RAID、Core SWX社新型スタッキングバッテリー「Powerbase Edge Snap」発売開始。CP+2025にて展示

各バッテリーにはVoltbridge iDチップが内蔵され、累積バッテリーデータやファームウェア情報、高度な機能に簡単にアクセス可能。スマートフォンをバッテリーにかざすだけで、重要な情報をすぐに確認できる。例えば、バッテリーの最大容量が低下した場合も認識できるため、交換時期の目安にすることが可能。

主な仕様

  • 容量:49Wh(14.54V DC、3.37Ah)
  • 最大負荷:6.5A@14V
  • 出力 Ptap:2×Ptap DC 11-16.8V
  • USB-C PD充電入力:最大45W
  • USB-C PD出力:DC 5V / 9V / 12V / 15V / 20V / 24V / 28V
  • PD Pro出力:緑ポート 90W、黒ポート 45W
  • サイズ:11.3cm×7.1cm×3.5cm
  • 重量:約376g