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Telestream は、2025年4月5日から9日まで、ラスベガスで開催されるNAB 2025に出展する。West HallW1501ブースでは、最先端の放送・メディア業界向けソリューションが展示される予定だ。

波形モニタ:SDI/IP波形モニタ PRISM

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Telestream の波形モニタ「PRISMシリーズ」に、奥行き 12.5cm のコンパクトな新機種が登場する。1画面表示のMPSと2画面表示のMPDが用意され、用途に応じて選択可能だ。

PRISMは、インターフェースと機能によって3つのモデルがラインアップされている。

  • 100:SDI専用モデル
  • 200:SDI/IP 両対応モデル
  • 300:SDI/IP 対応+ジッタ測定機能

SDIとIP、HDと4Kの混在表示に対応し、設置場所や消費電力の削減に貢献する。JPEG XSオプションにも対応し、Tally(TSL5.0)や3D LUT入力など、最新機能も搭載されている。

シンクゼネレータ:SPG9000

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IP/SDI放送システム同期信号発生器「SPG9000」は、2つの独立したPTP用1G/10Gポート、マルチGNSSレシーバ(GPS, GLONASS, BeiDou, Galileo, QZSS みちびき)を備える。

BB(SMPTE318M 準拠)/3値同期を生成可能、IP系とSDI系の機器との同期を1台で実現可能。リファレンス喪失時には、Stay Gen Lock&Clean Holdover recoveryで安定した動作を維持する。12GSDIおよびST2110 ストリーム出力機能のほか、新たにSecondary Clock対応する。

オプションはライセンス形式で後付け可能だ。

Vantage

Vantageは、120種以上の映像音声フォーマットに対応したトランスコーダ。クラウド(Vantage Cloud、Vantage Gateway)とオンプレの両方で利用可能だ。ワークフローを自由にデザインし、煩雑な作業を自動化する。

最大16bit 4:4:4::4での処理により、入力画像の品質を損なわずに高品質なトランスコードを実現。MP4、H.265、XAVC、XDCAM、MXF など、様々なフォーマットに対応する。フレームレート変換、QC など多彩なオプションも用意されている。

専用のLightspeed Serverを使用することで、最大実時間の9倍の速度向上が可能。新Lightspeed Server VLS100/200/300も発表され、処理速度は従来型より最大30%向上している。

エコシステム Vantage

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Vantage を中心としたエコシステムでは、以下の機能が提供される。

  • Grid Processing:トランスコードされた複数のファイルを一本化
  • Qualify:ファイルQCであるVidcheckerとAuroraの長所を生かしたQualifyを製品化。クラウドだけでなくオンプレミス環境でも利用可能に
  • Iconik connector:Iconik社製のソフトウェアMAMと接続可能に
  • Stanza:日本語を含む多言語に対応した文字起こしソフト

Lightspeed Live Capture

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Lightspeed Live Capture は、SDI入力やIPストリーム入力をファイル化するインジェスタだ。

  • 入力インターフェース:SDI:1.5G/3G×4 もしくは8、IP:ST-2110、NDI、MPEG-2 TS、RTMP、SRTなど
  • 主な出力ファイルフォーマット:Apple ProRes、DNxHD、XDCAM、XAVC など
  • 主な対応コンテナ:MXF、QuickTime、MP4、MPEG Transport Stream など

Live Schedule Pro で収録の時間やチャンネルを管理可能。ソフトウェア版も用意されている(ST2110およびSDI非対応)。

また、新サーバ「VP300」も発表される。

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SDIは1.5G/3G×最大16。従来モデルの最大2倍の処理能力を持ち、XDCAM、XAVCは最大16系統同時ファイル化が可能だ。ローカルストレージは30TB(従来モデルは7TB)。OS用SSDは2×800GB NVMe(RAID 1)となっている。