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株式会社朋栄は、米国ラスベガスで 2024年4月6日(日)から4日間にわたり開催される「2025 NAB Show」(全米放送機器展)に出展する(ノースホール ブース No.N707)。

朋栄は、ブース内を機能統合型ソリューションエリアと新12G-SDI対応ビデオスイッチャーエリアに分け、最新製品/ソリューションをデモするほか、クラウド/AI を活用したソリューションについても、Future Technology Directionsエリアに参考展示する。

さらに、日本でも販売を開始したスペインのAlfalite社製LEDウォールをブース内に設置し、朋栄の最新製品や最新の取り組みについて紹介する。

展示会場オープン前日の4月5日(土)15時から、「FOR-A CONNECT-Welcome Reception─」と題し、朋栄の最新の取り組みについて紹介するカンファレンス(事前登録制、要申し込み)をLVCCカンファレンスルーム S232にて実施する。

機能統合型ソリューションエリア

機能統合型ソリューションエリアでは、Inter BEE 2024で初公開した機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」プラットフォームを海外初公開するほか、マルチベンダー環境の共有リソースを効率良くリソースシェアする「Hi-RDS(階層型RDS)」をより手軽に扱えるようにする管理ソフトウェアを海外初披露する。

機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」プラットフォーム(新製品)

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FOR-A IMPULSE

これまで朋栄が提供してきた各種映像機器の機能をソフトウェア化し、必要機能を自由に構造化した「パイプライン」として利用できる機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」のプラットフォームを海外初披露する。海外で展開するOdyssey社ビデオサーバー「Insight」、ClassX社「3DCG グラフィックス ClassX」と連携したスタジオサブ機能をデモする。

  • NMOS RDS ソフトウェア「SOM-200RDS」
  • RDS フィルタリング API ソフトウェア「SOM-20RDS Plus」
  • RS フィルタリング API 管理ソフトウェア「SOM-20RDS MGR」(新製品)

昨年の 2024 NAB ShowでPRODUCT of the YEARを獲得した「Hi-RDS(階層型 RDS)」は、マルチベンダーにより構築されたアイランドをまたぐMoIP環境の機器リソースシェアを実現する。共有NMOSデバイスの機器リソースシェアを、よりユーザーフレンドリーに管理/運用できるRDSフィルタリングAPI管理ソフトウェア「SOM-20RDS MGR」を海外初出展する。

マルチチャンネルプロセッサー「FA-1616」(JPEG XS新対応)

ソフトウェアデファインド製品「FA-1616」がバージョンアップし、新たにJPEG XSの変換に対応した。このほか、ClassX 社によるソフトウェアベーススイッチャー FOR-A MixBoard を紹介する。

新12G-SDI対応ビデオスイッチャーエリア

12G-SDI、NDI、Danteオーディオ対応の新ビデオスイッチャー「HVS-Q12」を初公開する。また、HVS-Q12同様にNDIとDanteオーディオに対応したポータブルビデオスイッチャー HVS-190シリーズ、ClassXグラフィックス、Insightビデオサーバー、低遅延エンコード/デコードのエッジ製品「SOAR-A Edge」を紹介する。

12G-SDI対応ビデオスイッチャー「HVS-Q12」(新製品)

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HVS-Q12

60入力30出力(HDMI 2系統を含む)まで拡張可能なビデオスイッチャー。イベントメモリーやシーケンス、マクロ、ユーザーボタン、外部制御用GPIなど、これまでのHANABIシリーズで定評ある機能を継承しつつ、HDR/SDR変換やアップ/ダウンコンバーター、内蔵マルチビューワーなどの機能拡張にも対応する。さらに、Web-GUIは、これまでのHVSシリーズを継承しながら操作性を改善するとともにデザインを刷新。より直感的な操作が可能になっている。

ポータブルビデオスイッチャー「HVS-190 シリーズ」(Dante新対応)

放送局内/局外を問わず、イベント映像送出や中継まで幅広いシーンで活用されているHVS-190シリーズは、新たにDanteオーディオ入出力カードを追加した。NDI入出力カードとの併用で、ポータブルビデオスイッチャー運用の幅を広げることが可能になる。

Future Technology Directionsエリア

今後の取り組みを紹介するFuture Technology Directionエリアでは、FOR-A IMPULSEのクラウド対応版を紹介するとともに、近日発売予定のAIソリューション「AiDi+」を初出展する。 ※商標出願準備中

AIソリューション「AiDi+」(新製品)

半世紀以上にわたる膨大なアーカイブ映像・音声など、さまざまな学習データをもとに高精度な解析・認識を行い、スポーツ中継の映像制作をサポートする。インターネット不要のオンデバイス AI技術を用いたリアルタイム超高速処理により、顔認識、距離表示、速度表示、選手追従、ティーショット軌道表示などの機能を提供する。

制作現場で培われた直感的な操作性と、番組制作の CG 技術を融合することで、低遅延でスムーズな映像体験、没入感のある映像表現を実現する。

このほか、スペインのAlfalite社製LEDディスプレイパネル「Modularpix Pro」を用いてLEDウォールを構築し、朋栄の最新の取り組みを紹介するプレゼンテーションを実施する。さらに、壁面に直接設置可能なLEDディスプレイパネル「Alfalite UHD Finepix」によるLEDスクリーンをブース正面のレセプションで展示する。