Accsoon CineView M7 PROスマートモニターとオプションのケージ

Accsoonは、優れた機能性とエレガントなデザインを兼ね備えた2つの次世代スマートモニター「CineView M7 PRO」「CineView M7」の開発を発表した。

CineView M7 PROは、AccsoonのCineViewトランスミッターと互換性のある長距離ワイヤレスレシーバーとトランスミッターを内蔵した、プロ仕様の7インチタッチスクリーンSDI/HDMIモニター。到達距離は1200ft/350mで、Accsoonの特許取得済みの超低遅延ワイヤレス技術を使用し、信頼性を高めるために複数のバンドで同時に送信する。

CIneVIew M7 PROは、RX/TXとWi-Fi接続を備えたSDI/HDMIスマートモニター

CineView M7は、CineView M7 PROと基本的には同じモニターだが、CineView統合と外部アンテナを備えていない。両モデルも、シネマグレードの精度を持つカスタムメイドの7インチ1900×1200ディスプレイを搭載しており、Rec.709の100%をカバーし、1500:1の超高静的コントラスト比を実現。スクリーンは超強靭なコーニング・ゴリラガラスVictusで保護されており、傷の心配がないという。

CineView M7 Smartモニター。高精度とWi-Fi内蔵

両モニターは、優れた放熱性も確保したオールアルミ製ケーシングを採用し、プロの厳しい使用に耐えるように作られているという。カスタムケージとサンフードは別途販売予定。

CineView M7 PROに装着されているオプションのカスタムケージ

Accsoonは、2025年4月5日から9日にラスベガスで開催される映像・放送関連の世界最大の展示会「NAB 2025」で、CineView M7 ProがCineVIew Quad、CineView HE、CineView SE、CineView 2 SDIモデルで動作することを紹介予定。最終出荷製品では、CineView Master 4Kのサポートも追加される。

また、同社は展示会でフィードバックを収集する予定であり、最終的な仕様と機能は変更される可能性がある。CineView M7 Proは、2025年後半に発売される時点で、900ドルを切る価格になると予想されているという。

ディスプレイの仕様

  • スクリーンタイプ:7インチ・インテリジェント・タッチスクリーン
  • ピーク輝度:1000nits
  • 色の正確さ:デルタE<2
  • 色域:100% REC.709
  • EOTF/ガンマ:2.20
    視認性を高めるためにPure Law Gamma 2.2に調整済み
  • 解像度:1920×1200
  • 視野角:178°/178°
CineView M7 PROおよびM7は、REC.709色空間を100%カバー

CineView M7 PROおよびCineView M7は、単なるモニターやレシーバーではないという。それぞれが高性能プロセッサーとカスタム・オペレーティング・システムを搭載した、コネクテッド・コンピューティング・デバイスとなっている。これにより、内蔵のGPUとニューラル・プロセッシング・ユニットを活用して、より高速で効率的な画像処理性能を実現している。

両モニターともWi-Fi 6経由でローカルネットワークに接続し、超高速接続が可能。また、カメラをクラウドプラットフォームにシームレスにリンクし、サービスとのファイル共有を容易にする。また、RTMP/SRTを使用してソーシャルプラットフォームに直接ストリーミングすることも可能。

CineView M7およびM7 PROはSDカードに録画可能

CineView M7およびM7 PROは、H.264またはH.265で最大4K60の映像を外付けUSBメモリー、SDカード、または外付けSSDに直接録画できる。これにより、撮影現場で即座に映像を確認したり、ソーシャルメディアやストリーミング・プラットフォームに共有したりするためのシンプルなソリューションが提供されるという。ビデオとオーディオのビットレートは、必要な記録時間とストレージメディアに合わせて調整可能。

モニター上のユーザー・インターフェースは、直感的な構造となている。フォールスカラー、ヒストグラム、ゼブラ、ウェーブフォーム、ベクタースコープなど、プロフェッショナルなモニタリングツール一式を指先で操作できる。ボタンはユーザーの好みに合わせてカスタマイズすることも可能。CineView M7およびM7 PROの高度な処理能力により、これらのツールは簡単に更新、改善することができ、必要に応じて新しいインテリジェントな機能の追加もできる。

処理能力が高いため、モニターは高精度のLUTを使用できる。ユーザーは、3D LUTと高精度1D LUT(最大4096)をUSB経由でコンピューター、SDカード、フラッシュドライブに簡単にインポートしてロードが可能。重要な点として、CineView M7とM7 PROがLUTボックスとしても機能することで、変換をHDMI、SDI、Wi-Fiストリーミング経由で出力に適用したり、カードに直接記録された画像に「書き込む」ことができる。

CineView M7 PROは、CineViewトランスミッターシリーズと連携

CineView M7およびM7 PROのもう1つの印象的な機能は、ビデオフォーマットの変換機能で、モニタリングやレコーディングのワークフローを大幅に簡素化するという。SDI-HDMIクロスコンバージョン、HDから4Kビデオへのアップ/ダウン、クロスコンバージョンが可能。また、出力フレームレートの増減も可能。これにより、両モニターは多くの放送ワークフローにとって貴重な追加機器となるという。

CineView M7 PROとCIneView M7のスクリーンには、フルレンジのガンマ補正/補償、色温度補正、独立したRGBチャンネルのゲインおよびオフセット設定がある。スクリーンキャリブレーションLUTを使用する機能も装備している。

CineView M7 PROは、NP-Fバッテリー、USB PDまたはDCで動作

I/Oインターフェース

  • HDMI IN:最大4K60 DCIビデオ入力に対応。
  • HDMI OUT:最大4K60 DCIビデオ出力に対応。
  • SDI IN:3G SDI。1080P60 ビデオ入力まで対応。
  • SDI OUT:3G SDI。1080P60ビデオ出力まで対応。
  • SDカードスロット:SDカードへの直接録画、SDカードからのLUTインポート、SDカードへのオフロードが可能。
  • USB 3.0(Type-C):外部ストレージデバイスを接続し、録画やファイルのインポート/オフロードが可能。
  • マイク端子(3.5mm):ビデオソースに埋め込まれたオーディオ信号を置き換えるための外部オーディオ入力に対応。
  • ヘッドフォン端子(3.5mm):オーディオモニタリング用の外部ヘッドフォンまたはスピーカーの使用に対応。
  • Bluetooth:ワイヤレスイヤホンを使用したオーディオモニタリングに対応。

電源ソリューション

  • デュアルNP-Fスロット
  • USB PD
  • DC

NAB 2025では、CineView M7 ProがCineVIew Quad、CineView HE、CineView SE、CineView 2 SDIモデルと連携して動作する様子が展示される。最終出荷製品にはCineView Master 4Kのサポートも追加される。

Accsoonは展示会でフィードバックを収集する予定であり、最終的な仕様と機能は変更される可能性があるという。CineView M7 Proは2025年後半に発売されるという。