Blackmagic Designは、全く新しいCintel Scanner G3 HDR+ 8/16を発売した。希望小売価格は税込5,348,000円。

この製品は、8mm HDおよび16mm Ultra HDフィルムのスキャンを目的として設計されている。同スキャナーは、新しい光学アセンブリを搭載しており、これらのフォーマットをより高い解像度でイメージスキャンできるため、アーカイブされた歴史的映像のスキャンに適している。この新モデルは、既存のキャプスタンとリアルタイムHDRフィルムスキャン機能を継承し、8mmおよび16mmのフィルムゲートに対応する。

家庭用大型テレビの普及に伴い、Ultra HDコンテンツへの需要は増加傾向にある。過去100年間に多数のスタジオが制作したとされる数百万時間に及ぶ映画フィルムは、世界各地の保管庫に保存されている。これらのフィルムライブラリをデジタル化することで、Ultra HDコンテンツを比較的低コストで視聴者に提供することが可能となる。Cintel Scannerは、ネガティブ/ポジティブフィルムを高品質なUltra HDに変換し、これまで視認できなかったフィルムの解像度をデジタルで再現する。Ultra HDの劇場映画やテレビ番組を効率的に制作する方法の一つである。

Cintel Scanner G3 HDR+ 8/16は、高輝度光源と高度なカラーサイエンスを搭載しており、リアルタイムスキャンにおいても、フィルムからシャープで高品質なイメージを得ることが可能である。格子状のRGB LED光源は高感度イメージセンサーとの連携を考慮して設計されており、従来のランプによる熱応力や色褪せの原因となる要素から貴重なフィルムを保護する。また、高性能な光源はHDRに3.5ストップの拡張をもたらす。フィルムのチェックモードも搭載されており、オリジナルのフィルムの見え方を、新しい光源でスキャンされた映像と比較できる。

Cintel Scanner G3 HDR+ 8/16モデルは、8mmおよび16mmフィルムに対応し、それぞれのフィルムゲートが付属する。これにより、より豊かな色彩、質感、細部を備えたハイダイナミックレンジのデジタルマスターを作成できる。Cintel Scannerは、同梱のDaVinci Resolve Studioとの使用を前提として設計されている。Revivalツールには、自動ダート除去、ダストバスティング、フリッカー除去、スマートフィル・テクノロジーによるパッチ修正、高度な時間的/空間的ノイズ除去機能が搭載されている。スキャン、カラーコレクション、修復、マスタリングに必要なツールが包括的に提供される。

Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

新製品のCintel Scanner G3 HDR+ 8/16は、何年も保管庫に保存されていた8mmおよび16mmの古いアーカイブ映像を、素晴らしい画質でスキャンしたい方々のために設計されています。これらのフォーマットからスキャンしたUltra HDコンテンツの需要は益々増えており、その需要を満たそうとされている方々にとって最適なソリューションです。