
AJA Video Systemsは、制作実績のあるストリーミングおよびIPビデオソリューション製品群に「BRIDGE LIVE 3G-8」を新たに追加した。まもなく発売予定で、希望小売価格は税込3,470,000円。
1 RUのフォームファクターに8つの双方向3G-SDIコネクタを搭載したBRIDGE LIVE 3G-8は、AJAのBRIDGE LIVEの3G-SDI I/O機能を2倍に拡張した。チャンネル数を増やして高い柔軟性を提供するとしている。重要なライブビデオ環境に信頼性の高いエンコーディング、デコーディング、トランスコーディング機能とともにチャンネルあたりのコストを削減する。
AJA Video Systemsの社長ニック・ラッシュビー氏は次のようにコメントしている。
ラッシュビー氏:BRIDGE LIVBRIDGE LIVEは、すでにIPビデオの伝送と配信に不可欠だという定評があります。BRIDGE LIVE 3G-8は、さらなるイノベーションへの取り組みを一歩進め、より高いチャネル密度を求めるユーザーからのフィードバックをもとに開発されました。
BRIDGE LIVE 3G-8は、HD 3G-SDIチャンネルのサポートを2倍にし、内蔵したエンコード/デコード機能とトランスコード機能および強力なメタデータ対応機能を備えているため、現場でのプロダクションチームの働きをより機敏にします。 BRIDGE LIVE 3G-8は、SDI信号のマルチチャンネルバックホールや、NDI、H.265、H.264、その他のIPワークフローの適用範囲を拡張する上で必須のツールです。
主な特徴
- 純粋なIPトランスコード機能でSDIワークフローを超え、SRTやHLSカプセル化を含んだH.264とNDI間など、あらゆるIPコーデック間の変換機能を装備
- マルチフレーム機能を備えた8つの双方向のSDIポートは、同時に25/50と59.94/60フレームレートを使用することが可能
- 双方向NDI-SDI変換機能を装備し、NDI(FullおよびHX)を受信してSDIへデコード、SDIを入力してFull NDIへのエンコードをサポート
- RTP/UDP/SRTを介したリモートNDIおよび非NDI機器/設備の統合
- NDIネットワークに直接アクセス、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)やその他の配信メカニズムへのコンテンツ配信
- 同期されたマルチチャンネル/マルチシステムデータ伝送機能でリモートロケーションから同時に送出される複数のSDIソースのバックホールをサポート、BRIDGE LIVE 3G-8で受信することで、SDI出力の同期とゲンロックを確実に。このユニークなタイミング機能により、ライブソースを同時にタイミング合わせする必要がある制作スイッチング、マルチカム録画、その他のワークフローが実現
- HLSの入出力により、CDNに提供して複数のデバイスやソフトウェアで利用できるコンテンツの配信方法が増え、iOS、iPadOS、tvOSへのリモート上映も可能に
- ビデオプレビュー機能により正しいSDI入力/コンテンツがエンコーディングされていることを視覚的に確認でき、基本的な信頼性を高めるとともに、ライブ配信を直接受信できない顧客にとってもコンテンツが確認できる安心感を提供
