2500507_DaVinciResolve20-3_top

Blackmagic Designは、「DaVinci Resolve 20」パブリックベータ3を発表した。同社ウェブサイトから無償でダウンロード可能。

このアップデートでは、パブリックベータの様々な機能がさらに改善された。その一環として、マルチテキストレイヤーの文字のスタイリングとラベリングが改良された。個々のマルチテキストレイヤーに編集可能な名前を割り当てられるようになったため、編集中に各レイヤーを簡単に識別できる。選択したすべてのレイヤーに文字のスタイリングとサイズ調整が正確に適用されるので、複数のテキストエレメントを同時に管理するのが簡単になった。

また、カーブエディターウィンドウでキーフレームおよびカーブを編集する際の反応性が向上。これにより、変形中またはクロッピング中などにおける大きな位置変更が、キーフレームの表示に影響することがなくなった。さらに、サブクリップのオーディオ同期も改善され、イン点とアウト点が、元の高解像度クリップとプロキシクリップの両方に正確に反映されるようになった。

また、タイムコード、ソースファイル名、グレードバージョンなどの焼き付けデータがあるタイムラインまたはクリップの再生も改善された。焼き付けデータがある映像のチェックの際に、再生パフォーマンスが影響を受けなくなったため、すばやく選択を行ってプロジェクトを完成させられる。

Studio版においては、特定の言語における字幕アニメーションが改善された。これにより、中国語やタイ語など独自の文字間隔を使用する言語において、単語間の間隔が正しく認識され、各単語にアニメーションが適切に適用される。