
株式会社ケンコー・トキナーは、肉眼とは異なる明暗の赤外線写真が楽しめる、デジタルカメラ用近赤外線透過フィルター「PRO1D R72 N」2025年5月23日に発売する。ラインアップと希望小売価格は以下の通り。
- 52mm PRO1D R72 N フィルター:税込13,200円
- 55mm PRO1D R72 N フィルター:税込14,850円
- 58mm PRO1D R72 N フィルター:税込15,950円
- 62mm PRO1D R72 N フィルター:税込18,150円
- 67mm PRO1D R72 N フィルター:税込19,250円
- 72mm PRO1D R72 N フィルター:税込20,350円
- 77mm PRO1D R72 N フィルター:税込22,000円
- 82mm PRO1D R72 N フィルター:税込26,950円
Kenko「PRO1D R72」のパッケージをリニューアルし、「PRO1D R72 N」として発売する。R72はデジタルカメラ専用の可視光カット、近赤外線透過フィルターだ。
デジタルカメラは、ローパスフィルターで赤外線をカットするが、わずかに赤外線を感光する。R72を使用することで、肉眼と異なる明暗の赤外線写真を楽しむことができる。赤外撮影では露出の調整が大変難しいが、デジタルカメラなら撮影画像を確認して露出を調節し、その場での再撮影が可能だ。
カメラのメーカーや機種により、赤外の感光特性が異なるため、露出の調整など、実際に撮りながらコツをつかむ必要はあるが、より多くの方に赤外線写真を楽しめるフィルターだ。
撮影はカメラのモードをモノクロモードにして使用する。晴天昼間でも数秒~数十秒のスローシャッターになる。三脚は中型以上の使用する。一般的な赤外線写真はモノクロ赤外線写真だが、カラー赤外線写真という楽しみ方もある。カラー(RAW)で撮影し、パソコンの画像処理ソフトで色を置き換える処理(カラースワップ)をすると、さらに幻想的でオリジナリティのある作品を創り出すことができる。
モノクロ赤外線写真は、赤外線を反射する植物の葉や雲は白く写り、それに対して青空、水面は黒く写る。

※従来パッケージと識別するために商品名末尾に「N」を付けていり。フィルター効果は従来の「PRO1D R72」と同じのため、効果説明やロゴにおいては末尾のNを省略して表記する場合があり。製品本体にNの表記はなし

