株式会社焦点工房は、同社が取り扱う銘匠光学 TTArtisanの交換レンズ「AF 35mm f/1.8 II シルバー」を発売した。希望小売価格は税込30,000円。
銘匠光学 TTArtisanのAF 35mm f/1.8 II シルバーは、APS-Cセンサー用の大口径標準レンズだ。花形と角型のレンズフード2種が付属しており、好みに合わせて使用できる。
特長
優れたAF性能
STM（ステッピングモーター）+リードスクリュータイプの駆動方式を採用し、スムーズで静かなオートフォーカスが可能。容易に決定的瞬間を捉え、瞳AFや動物・乗り物などの被写体認識AF、動画撮影にも対応している。
高画質でコンパクト
高屈折率レンズ2枚とEDレンズ2枚を含む7群10枚のレンズ構成を採用。前モデルからレンズ構成を見直すことで、優れた画質を維持しながらコンパクトになった。
最短撮影距離0.4m
最短撮影距離は前モデルの0.6mから0.4mに短縮され、被写体により近づいて撮影できるようになった。これにより、日常の小物、工芸品、料理などを細部まで鮮明に捉えることが可能だ。
大口径F1.8
明るいF1.8の開放値により、室内や夜景撮影などの暗いシーンでもノイズの発生を抑え被写体ブレや手ブレを軽減。被写体を美しく際立たせるボケを活かした撮影も可能だ。
高い耐久性と質感
5052航空用アルミニウムを使用した金属製の鏡筒を採用。軽量でありながら優れた耐久性と質感を備えている。
様々なシーンに対応する標準画角
フルサイズ換算54mm相当の画角は、目で見た印象に近い自然な遠近感をもち、風景、スナップ、ポートレートなど幅広いシーンで活躍するという。
ファームウェアアップデート対応
リアキャップにUSB Type-C端子を備えており、PCと接続してファームウェアアップデートが行える。
仕様
| レンズ構成 | 7群10枚（EDレンズ2枚、高屈折レンズ2枚） |
| 対応マウント | ソニーE、ニコンZ、富士フイルムＸ |
| 対応撮像画面サイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 35mm（35mm判換算：54mm相当） |
| フォーカス | AF（オートフォーカス） |
| 絞り | F1.8-F16 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.4m |
| フィルター径 | 52mm |
| サイズ（マウント部除く） | 約Φ65×49mm ※対応マウントにより異なる |
| 質量 | 約172g ※対応マウントにより異なる |
| 付属品 | フロントキャップ、ファームウェアアップデート用リアキャップ、花形レンズフード（ブラック）、角型レンズフード（シルバー） |
