
DxOは、「Nik Collection 8.1」を公開した。Nik Collection 8.1では、有名なクリエイティブプラグインのスイートのパフォーマンスが強化され、直感的な新規ツールも追加されている。2025年7月8日~27日まで、Nik Collection 8.1を購入(アップグレードまたは新規ライセンス)するユーザーは、編集をさらに多様にする強力なツール「DxO PhotoLab 8 Essential版」または「DxO ViewPoint 5」のいずれかを選ぶことができる。
Nik Collection 8.1は、DxOウェブサイトからmacOSおよびWindows用に入手可能。
DxOの製品ディレクターであるボリス・オリビエロ氏は、次のようコメントしている。
オリビエロ氏:Nik Collectionは、フォトグラファーに比類のないクリエイティブなコントロールを提供することで知られていますが、このたび、柔軟性がさらに向上しました。強力なRAW編集が必要な場合でも、正確なジオメトリ補正が必要な場合でも、このバンドルはフォトグラファーがビジョンを表現するために必要なツールを提供します。
クリエイティブの自由を広げる、2つのボーナスオプション
DxO PhotoLab 8 Essential版
DxO PhotoLab 8 Essential版はプロレベルのRAW編集のための、スタートポイントである。Nik Collectionと一緒に使用すると、ユーザーは優れたRAW処理から、深化した表現力とプラグインを駆使した創造性まで、両プラットフォームのあらゆる可能性を体験できる。
DxO ViewPoint 5
DxO ViewPoint 5は建築写真、室内写真、イベント写真に最適だという。フォトグラファーは画像のジオメトリに対するコントロールを取り戻すことができる。広角ディストーションを補正し、パース歪みを修正するツールや、個別の画像エリアを調整するReShape Fusionを使うことができ、幾何学的に欠陥のない写真を求めるユーザーに理想的である。
Nik Collection 8.1:新機能と機能改善
Nik Collection 8.1はバージョン8を基礎に構築されており、ユーザーからリクエストされた機能改善やパフォーマンス向上が行われ、編集がさらにスムーズになる。
- Silver Efexでの元の画像との比較:モノクロで作業中に、編集したバージョンと元のカラー画像を切り替えられるようになった。これにより、トーンの選択やフィルタ設定がさらに簡単になる。
- 安定性とパフォーマンスの向上:すべてのプラグインで多くの細かな修正が行われ、信頼性と使いやすさが強化されたほか、より素早く安定した体験を作り出す。
オリビエロ氏:これらの更新は、ユーザーのフィードバックから直接生まれたものです。DxOはコミュニティの意見に常に耳を傾けており、バージョン 8.1はクリエイティブ体験を改善するという、当社の積極的な取り組みを反映しています。
Nik Collection 8の新機能
Nik Collection 8は、特にPhotoshopの体験において、大きな進歩を遂げた。
- 新Photoshopマスキングワークフロー:編集中に、画像のPhotoshopマスクを任意のプラグインに取り込むことができる。
- Nikプラグイン間でマスクを移動:1つのプラグインで編集を始めてから別のプラグインに切り替える場合でも、マスクを移動できる。
- スマートオブジェクトとレイヤーをサポート:マスクを使って、編集内容をレイヤー、スマートオブジェクト、または新規レイヤーとして戻すことができる。非破壊ワークフローに最適である。
- ドック可能なPhotoshopパネル:デザインが新しくなったパネルは、カスタマイズ可能でコンパクト。従来のNikパレットを置き換えて、よりモダンな体験を実現する。
- Nik Silver EfexとColor Efexがアップグレード:強化された部分調整、インターフェイスの新ロジック、より素早くなったクイックエクスポートのオプションにより、フォトグラファーはさらなるパワーと精度を指先だけで操作できる。

