ATOMOSは、iPhone用カメラアプリ「Mavis Camera」が、同社のビデオエンコーダー「Ninja Phone」に対応したことを発表した。これにより、HDMI出力を備えたプロフェッショナルカメラの映像を、より多くのiPhoneやiPadで活用できるようになる。

この連携は、プロフェッショナルカメラの高品質な映像と、スマートフォンの優れた接続性を組み合わせることで、画像品質と生産性を向上させる「カメラ to クラウド」ソリューションとして提供される。

カメラ本体で高解像度な映像を記録しながら、iPhone側ではプロキシファイルを同時に記録・送信したり、デジタル一眼レフカメラから直接ソーシャルメディアへストリーミング配信したりといったワークフローが可能になる。

今回の統合では、ユーザーからの要望が多かった外部記録トリガー機能も追加された。これにより、アプリ内のレコーダーを外部カメラの記録開始・停止と連動させ、H.265またはH.264形式のファイルを生成できる。

Mavis Cameraアプリは、録画形式、フレームレート、カラーバランスといった詳細な設定を直感的に操作できるインターフェースに加え、フォーカスピーキングや波形モニターなど、プロ向けのモニタリングツールを豊富に搭載している。

AtomosのCEOであるピーター・バーバー氏は、次のようにコメントしている。

バーバー氏:この最新アップデートにより、Ninja PhoneはMavis Cameraアプリとシームレスに連携し、クリエイターに完全な柔軟性を提供します。iPhoneで直接録画することも、プロ用カメラの高品質モニターとして使用することもできます。

また、iOS 18対応デバイスへの互換性拡張により、最新のProモデルだけでなく、旧型のiPhoneやiPadもプロフェッショナルなワークフローに組み込むことができるようになった。

Ninja Phoneは、iPhoneやiPadとプロ用カメラをHDMIで接続するための10bitビデオエンコーダーである。Mavis Cameraアプリと組み合わせることで、ProRes、H.265、H.264といった様々なフォーマットでの記録やストリーミングに対応する。

Mavis CameraアプリはApp Storeから無料でダウンロード可能である。Ninja Phoneは、税込39,600円で販売されている。