株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II」を発売する。日本での予約販売受付は、2025年8月28日(木)10時より開始。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、NIKKOR Z レンズの「S-Line」に属し、クラス初となるインターナルズーム機構の採用とクラス最軽量の質量約675gを実現した、明るい開放F値2.8一定でカバーする標準ズームレンズだ。
インターナルズーム機構の採用により、ズーミング時の重心の安定性や防塵・防滴性能が向上。屋外でも安心して撮影ができる高い信頼性と優れた携行性を発揮。AF駆動系には、ズームレンズ初となる「シルキースウィフトVCM(SSVCM)※」を搭載し、ニコン史上最速のAF速度で高精度かつ静粛なAF制御を実現するとしている。
※ニコンで独自開発したVCM(ボイスコイルモーター)とガイド機構を組み合わせたAF駆動系アクチュエーター。VCMとは強力な磁石がつくる強い磁界の中をコイルが往復運動するモーター。
「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」(2019年4月発売)と比較して、AF速度は約5倍、ズーム中のAF追従性能は約60%向上し、スポーツなど動きの速い被写体の決定的瞬間をより捉えやすくなったという。
また、大口径両面非球面レンズを前玉に採用し、EDレンズと非球面レンズを効果的に配置することで、少ないレンズ枚数で、軽量化と「S-Line」レンズ最高クラスの高画質の両立を実現。圧倒的な描写力と高い機動力を兼ね備えた新世代の開放F値2.8一定の標準ズームレンズとして、様々な撮影条件や過酷な環境下でも静止画・動画ともにより高いパフォーマンスを求めるユーザーの撮影をサポートする。
主な特長
- ズームレンズでは初となる「シルキースウィフトVCM(SSVCM)」を採用したマルチフォーカス方式により、静止画、動画を問わずニコン史上最速で高精度、かつ静粛なAF駆動を実現
- クラス最軽量となる質量約675gと、フィルター径77mmのコンパクトな設計により、持ち運びやすく、手持ち撮影時の負担を軽減
- クラス初となるインターナルズーム機構により、ズーミング時にレンズ内にゴミや埃が入りにくく、高い防塵・防滴性能を発揮。ズーム時でもバランスを崩さず、多彩な動画撮影用アクセサリーを柔軟に使用可能
- 最短撮影距離は広角側0.24m、望遠側0.33m。最大撮影倍率は広角側0.21倍、望遠側0.32倍で、より被写体に近づいたダイナミックな撮影が可能
- ニコン史上最高反射防止効果を発揮する「メソアモルファスコート」や「アルネオコート」の採用で、ゴースト、フレアを効果的に抑えたクリアーな描写を実現
- 新開発の11枚羽根絞りにより円形度の高いボケ表現が可能
- フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計で、動画撮影に最適
- コントロールリング操作時のクリック感の有無を切り換えられるコントロールリングクリックスイッチを搭載
- フードを装着したまま、円偏光フィルターや可変NDフィルターの操作を可能にするフィルター操作窓を搭載
主な仕様
| マウント | ニコン Z マウント |
| 焦点距離 | 24mm-70mm |
| 最大口径比 | 1:2.8 |
| レンズ構成 | 10群14枚(ED レンズ2枚、非球面レンズ3枚、メソアモルファスコートあり、アルネオコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
| 画角 | 84°-34°20′(撮像範囲FX) 61°-22°50′(撮像範囲DX) |
| 寸法 | 約84mm(最大径)×142mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
| 質量 | 約675g |