Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 21のパブリックベータ2を公開した。同社ウェブサイトから無償でダウンロードできる。
今回のアップデートでは、MultiMasterコラボレーションワークフロー、スチル画像のキャプチャーおよびカラー管理、グラフィックのワークフロー、イマーシブビデオのサポートに関する改善点とバグ修正を追加した。
より柔軟なMultiMasterトリム選択機能によってコラボレーションワークフローが改善され、各ユーザーが互いの作業に干渉することなく、それぞれのタイムラインで独立して編集点を選択できるようになった。つまり、Dolby Vision対応ディスプレイを使用するカラリストと、ラップトップを使用するデイリーエディターが、互いに干渉せずに、異なる編集点を選択してアクティブにできる。
新しいフォトページも改善され、ソニーα7 Vからのライブカメラキャプチャーに対応したため、撮影素材のキャプチャー、グレーディング、管理を、DaVinci Resolveから一度も離れることなく実行できる。またフォトページには、カメラの向きに対応した新しいキャプチャーコントロール、新規アルバムに写真を追加できるキャプチャーオプションが追加され、小さいサムネイル幅の写真サムネイル情報表示も改善された。
さらに、NEF sRAWスチルのカラースペースおよびガンマコントロールをサポート。RAFスチルの色収差や歪み補正が改善、書き出したsRGB HEICファイルの画像編集ソフトとの互換性も向上。パナソニックLumix RW2ファイルのデコードにも対応した。
加えて、DaVinci Resolve 21ベータ3では、IntelliSearch解析、Slate解析、モーションブラー除去、バックグラウンドタスク制御など、AIベース・ワークフロー向けの新しいスクリプトAPIが追加された。また、Fusionテンプレートやマクロをより効率的に構築できるよう、マクロエディターも改善された。フェイス年齢変換に関しても、わずかな年齢変化や、照明条件の悪い中で撮影された顔、一部しか映っていない顔の処理精度が向上した。
さらに、VRおよびステレオスコピック・ワークフロー向けに、YouTubeイマーシブレンダーのメタデータも改善された。これには、左右分割レンダーおよび上下分割レンダーのステレオ3D VRメタデータ処理の改善に加え、YouTubeへのVRビデオ書き出し用の球面イマーシブメタデータのサポートが含まれる。