DJIは、パワフルな性能と多用途性を提供する超軽量ワイヤレスマイクである「DJI Mic 3」を発売した。ラインアップと小売希望価格は以下の通り。
- DJI Mic 3(2 TX+1 RX+充電ケース):税込52,250円
- DJI Mic 3(1 TX+1 RX):税込33,660円
既存のDJI Micシリーズの技術をもとに設計されたMic 3は、最大4つのトランスミッターと8つのレシーバーとの接続に対応する。Micシリーズとして初めてアダプティブゲインコントロールに対応し、クリッピングを自動的に防止したり、音量バランスを動的に調整したりするほか、3つの音声トーンプリセットと2段階のノイズキャンセリング機能を備える。
さらに、32GBのストレージを内蔵し、32bitフロート録音のデュアルファイル内部収録にDJIマイクとして初めて対応した。
軽量で汎用性に優れ、すぐに使用可能
DJI Mic 3トランスミッターはコンパクトで目立たず、重さはわずか16グラムである。マイクのクリップはマイクから取り外すことができ、マイクの取り付け向きを自由に変えて装着することが可能。どのように取り付けても最適な音声収録を保証する。磁気での装着またはクリップを使った装着、どちらの装着方法にも対応している。DJI Mic 3ウィンドスクリーンは5色で展開され、衣服や環境に合わせて選ぶことができる。
Mic 3は携帯に便利で、移動中に充電しながら、様々な撮影場所へ持っていくことができる。オールインワン型の充電ケースには、2つのトランスミッターと1つのレシーバーをすっきりと収納できる。トランスミッターは、ウィンドスクリーンやマグネティッククリップを取り外すことなく収納可能である。マグネットやロック式ケーブルのためのスペースもある。
レベルアップした高品質オーディオ体験
コンテンツクリエイターに前例のないレベルの操作性と創造性を提供するために設計されたMic 3は、ダイナミックで高品質な音声を収録できるスマート機能を備える。そんなMic 3は、DJIマイクとして初めて、2つのアダプティブゲインコントロールモードを備えている。
スポーツイベントなどの音量が劇的に変化する屋外環境では、自動モードが突然の音量の上昇を抑え、クリッピングを防ぐ。一方、ダイナミックモードは音量の変化に応じてゲインを自動的に調整し、静かな屋内環境、例えばスタジオのような場所で一貫した音量を確保する。
また、Mic 3は、レギュラー、リッチ、ブライトといった3種類の音声トーンプリセットを搭載した初のDJIマイクでもある。異なる声の特徴を持つ複数の人とのインタビューに最適な同機能は、声のトーンを調整し、低音を強化して音の濁りを減少させたり、高音を強化して明瞭さを向上させたりすることが可能である。
さらに、2段階アクティブ ノイズキャンセリングが空調などの背景音を抑え、はっきりとしたクリアな音声を提供する。ウィンドスクリーンを装着することで、風切り音をさらに低減できる。
ロスレスオーディオ機能により、トランスミッターが非圧縮の48kHz 24-bitオーディオを直接レシーバーに送信し、元の音源を驚くほど忠実に細部まで詳細に録音する。
コラボレーションを可能にする柔軟性、優れた汎用性と安定性を実現
Mic 3は、一度に最大4つのトランスミッターと8つのレシーバーに接続でき(追加のトランスミッターとレシーバーは別売)、グループインタビューでも、カメラを複数台使った撮影でも、ほとんどのデバイスでクリアな音声を得られ、ポストプロダクション作業が容易になる。
クアドラフォニックモードに設定すると、DJI Mic 3レシーバーは、対応するソニーカメラやコンピューターソフトウェアと組み合わせて、4つの独立した音声トラック出力をサポートする。これにより、トラックの正確な分離と柔軟なミキシングが可能になり、ポストプロダクションでのクリエイティブな自由度が高まるという。
展示会やスポーツイベントなどの複雑で広大な環境において、Mic 3は400メートルの驚異的な伝送範囲と強力な干渉耐性を発揮し、2.4GHzと5GHz帯の間で自動周波数ホッピングを行い、堅固な伝送を確保するとしている。
デュアルファイル32bitフロート内部収録とタイムコードで、後編集をよりスムーズに
内部収録に対応しているため、無線干渉やデバイスの問題から素材を保護することができ、音声を紛失する心配はないという。Mic 3のデュアルファイル内部収録は、オリジナルトラックとアルゴリズムで強化されたバージョンの両方を保存する。
これにより、より柔軟な制作が可能になり、また、ポストプロダクション処理をよりスムーズに行うことができる。Mic 3は、24bitと32bitフロートといった2種類の内部収録仕様に対応しているため、複雑な音環境によりうまく適応できるダイナミックレンジを実現し、ささやき声から叫び声まで、音声のあらゆるニュアンスを捉えることができるという。
トランスミッターは高精度のタイムコード機能に対応し、内部収録中にタイムコードデータを埋め込む。タイムコードは24時間で1フレーム以上ずれることはなく1、複数のカメラ間での正確な同期を可能にし、ポストプロダクションでの映像の同期作業がより容易になる。
撮影を丸一日サポート
フル充電されたMic 3トランスミッターは最大8時間、レシーバーは最大10時間使用できる。充電ケースを使用すれば2.4回分のフル充電が可能で、最大28時間使用することができる。5分間のクイックチャージでDJI Mic 3を2時間駆動でき、フル充電に必要な時間はわずか50分である。
Mic 3は、再充電の必要性を防ぐための複数の省電力機能も備えている。例えば、自動省電力機能は、レシーバーとトランスミッターが使われていない場合、それらをスリープモードに切り替える。自動電源オフ機能は、レシーバーとトランスミッターが一定時間使用されなかった場合に、それらの電源をオフにする。
DJIエコシステム内外でのシンプルで簡単な接続オプション
DJI OsmoAudioエコシステムへの直接接続により、DJI Mic 3はレシーバーなしでOsmo 360、Osmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、またはOsmo Pocket 3とペアリングし、必要な機材を最小限に抑えながら高品質録音を実現し、制作のワークフローを簡素化する。
前述以外のデバイスと接続するために、Mic 3はロック式3.5mmTRS出力ポート、3.5 mmTRRSモニタリングポート、およびUSB-Cポートを備える。Bluetoothを介して、レシーバーなしでスマートフォンに直接接続することもできる。
IFAでオフラインデビュー
2025年9月5日から9日にドイツで開催される、国際コンシューマ・エレクトロニクス展IFAのDJIブース(ホール20-149)にて、DJI最新の超軽量ワイヤレスマイクDJI Mic 3をいち早く試すことができる。
DJI Mic 3のアクセサリー
- DJI Micシリーズカメラアダプター:税込4,950円
- DJI Mic 3 マルチカラーウィンドスクリーン:税込2,530円
- DJI Mic 3 スマートフォンアダプター(Lightning):税込3,300円




