DxOは2025年9月より、1,200以上の新しいDxOモジュールを追加し、業界をリードしてきたライブラリをさらに10万5,000種類に及ぶカメラとレンズの組み合わせにまで拡大した。
DxO Labsは、最新のパナソニックLumix S1II、ユニークな富士フイルムGFX 100RF、そして多用途に適合するソニーFE 400-800mm F6.3-8 G OSS超望遠ズームを含む、写真業界におけるニューモデルのリリースに対応するDxOカメラおよびレンズモジュールの即時サポートを発表した。
これらのDxOモジュールは、DxO PhotoLab、DxO PureRAW、DxO ViewPoint、DxO FilmPackで利用できる。
広大な風景、遠距離の野生動物、または超高解像度が求められるスタジオでの撮影でも、DxOの最新モジュールは、どんな画像に対してもそのポテンシャルを最大限に引き出すことを保証するという。DxOの独立した研究所で開発されるモジュールはすべて、特定のカメラとレンズのペアに合わせた固有のプロファイルである。歪曲、収差、ソフトネスを修正しつつ、写真家が求めるディテールを実現する。
今回のサポートの特長は以下の通り。
- 富士フイルムGFX 100RF:細部まで息を呑むようなディテールを引き出すこの高解像度のデジタル中判カメラは、DxOのカスタムメイドの光学補正によりさらに強化される。
- パナソニックS1IIおよびS1IIE:超強力なフルフレームハイブリッドであるS1IIは、DxOの精密なモジュールと組み合わせることで、さらなる明瞭さと鮮明さを実現する。
- ソニーFE 400-800mm F6.3-8 G OSS:新たに発表されたこの超望遠ズームは、スポーツや野生動物を撮影する写真家の射程距離を大きく広げる。そしてDxOモジュールと組み合わせることで、テレコンバーター使用時でもミリ単位でエッジからエッジまで最適化された精細さを実現する。
光学的イノベーションと科学的精度の融合
DxOが絶えず拡張してきたコレクションにこれらの新しいモジュールが加わることで、10万5,000種類に及ぶカメラとレンズの組み合わせがカバーされることになる。9月の更新には、シグマとサムヤンの新レンズ、そしてキヤノン、DJI、ニコン、およびOM Systemのカメラのサポートが含まれている。
新しくサポートされた機器の全リスト
カメラ
- キヤノンPowerShot V1
- DJI Mavic 4 Pro
- 富士フイルムGFX 100RF
- ニコンCoolpix P1100
- パナソニックS1II
- パナソニックS1IIE
- OM System OM 5-II
レンズ
- キヤノンPowerShot V1 レンズ
- キヤノンRF 20mm F1.4 L VCM
- DJI Mavic 4 Pro レンズ
- Fuji GFX 100RF レンズ
- パナソニックLumix S 24-60mm F2.8
- Samyang AF 14-24mm F2.8 FE (ソニーFE)
- Sigma 14mm F1.4 DG DN A (ソニーFE)
- Sigma 28-45mm F1.8 DG DN A (Lマウント)
- Sigma 50mm F1.2 DG DN | A (ソニーFE)
- ソニーFE 400-800mm F6.3-8 G OSS
- ソニーFE 400-800mm F6.3-8 G OSS (SEL TC1.4x 使用)
- ソニーFE 400-800mm F6.3-8 G OSS (SEL TC2x 使用)
対応カメラとレンズの完全なリストは、DxO対応カメラとレンズページで確認できる。
DxOモジュール独自の強み
一般的なレンズプロファイルとは異なり、DxOモジュールは、DxOの専用ラボであらゆる焦点距離、絞り、撮影距離にわたって数千もの測定を行い、細部まで綿密に設計されている。この光学精度により、フォトグラファーは、最高級の機材でも手頃な価格の機材でも、より鮮明で、よりクリーンで、より自然な画像を自動的に生成できるという。