Teradekは、高水準のライブ現場制作の要求に応える5Gビデオ伝送パック「Prism Jetpack」を発表した。最先端の接続性とスタジオグレードのモニタリング機能を備えた同製品は、ニュース、スポーツ、イベント中継向けのモバイル伝送に新たなカテゴリーを創出するという。
重要なライブ中継のために設計
Prism Jetpackの中核には、8つの内蔵5Gモデムとカスタム高性能アンテナアレイを備えた先進的な5Gアーキテクチャが搭載されており、Starlinkを含む最大10の同時ネットワーク接続を完全にサポートする。同製品は人口密集都市部でも遠隔地でも、信頼性が極めて重要な場面で揺るぎない接続性を保証するという。4K60fps、10ビットHDRでのストリーミングが可能で、最大16のオーディオチャンネルを伝送できるため、過酷なライブ制作環境においても放送品質のパフォーマンスを実現するとしている。
Prism Jetpackは内蔵バッテリーで3時間の駆動を実現し、ゴールドバッテリーまたはVマウントバッテリーとの互換性によりホットスワップ可能な電源供給を可能にする。これにより長時間の制作でも途切れることなく稼働を継続する。柔軟なSDIおよびHDMI入出力に加え、今後対応予定のQuad-SDI REMIワークフローにより、マルチカメラ撮影に即対応可能な制作環境を提供するという。

単なるパックではなく、制作のパートナーに
Prism Jetpackの特長は、スタジオグレードの7インチSmallHDプロダクションモニターを内蔵している点だ。このモニターは着脱可能で高度な設定が可能なため、カメラに直接装着してライブモニタリングを行うことも、現場で別々に設置してリターンフィードを確認することもできる。1200nitsの昼光下視認性スクリーンと内蔵サンシェードにより、過酷な照明環境下でも鮮明な視認性を維持。実制作現場の要求に応える設計で、タッチスクリーン操作と手袋対応物理ボタンの両方を装備。フォーカスアシスト、露出アシスト、波形モニター、ピーキング、ゼブラ、ヒストグラムといったプロ仕様の映像ツールを搭載し、撮影クルーが完璧なショットを撮るために必要な全てを提供するという。

現場での使用を想定した設計
ライブ制作における身体的負荷を理解したTeradekは、Lowepro社と提携し、頑丈で快適、一日中使用しても負担にならない人間工学に基づいたカスタムバックパックを開発した。このバックパックには、アクセサリーや私物用の専用コンパートメントに加え、一体型レインカバーが装備されており、予測不能な天候下でもシステムが稼働し続けることを保証する。

Prism Jetpackは、世界中のTeradek正規販売代理店を通じて購入が可能。