ヴェントゥオノ&カレント、イマーシブ制作の新拠点「studio ref.」広尾にオープン

映画「キングダム」シリーズやNetflixドラマ「今際の国のアリス」などの作品に携わってきた株式会社ヴェントゥオノと株式会社カレントが、新たにイマーシブ制作環境「studio ref.」を立ち上げた。

東京・広尾に新設されたイマーシブスタジオは、9.1.6ch Dolby Atmos Home対応と140インチスクリーンを完備し、劇場とホーム環境の両方を見据えた次世代オーディオ制作拠点。映画・ドラマ・CM・ゲームなど、多ジャンルに対応可能な制作空間を実現しているという。

従来のDolby Atmos Home対応スタジオが主にニアフィールドスピーカー+モニターディスプレイ構成であるのに対し、studio ref.ではプロジェクター投影による140インチスクリーンに加え、スクリーンバック専用スピーカーとサラウンド用スピーカーを導入。劇場用ダビングステージに近いモニタリング環境を提供する。

このハイブリッド構成により、ホームと劇場の間に生じがちな聴感上のギャップを抑制。小規模MAと劇場ステージの差異によるストレスを減らし、制作効率とクオリティを最大化する。studio ref.は国内でも希少な存在として、業界における新たなリファレンススタジオを目指すとしている。

ヴェントゥオノ&カレント、イマーシブ制作の新拠点「studio ref.」広尾にオープン

また、studio ref.は、ヴェントゥオノやカレントの制作拠点であると同時に、外部のクリエイターや制作チームにも広く開放されたスタジオ。劇場さながらのモニタリング環境を持つ本スタジオは、映像・音響制作に携わるあらゆるプロフェッショナルにとって、新たなリファレンスとなる制作の場を提供する。

studio ref.は音響面だけでなく空間演出にも徹底的にこだわっている。壁面に設置されたLEDライン照明が立体感のある空間を生み出し、映像と音響が溶け合う環境を構築。エンジニアやクリエイターの創造性を引き出す制作の場だとしている。

ヴェントゥオノ&カレント、イマーシブ制作の新拠点「studio ref.」広尾にオープン
ヴェントゥオノ&カレント、イマーシブ制作の新拠点「studio ref.」広尾にオープン

スタジオスペック

Computer

  • Avid Protools HDX
  • Main Mac:Mac Pro 2023
  • Sub Mac:Mac Studio ×2
  • Dubber Mac:Mac Pro 2019
  • RMU Mac:Mac mini

Video

  • プロジェクター:NEC NP-P627ULJL
  • 140インチスクリーン:EASTON E8K-KP
  • AVアンプ:DENON AVR X4700H
  • キャプチャーデバイス:Blackmagic Design Ultra Studio 4K

Speaker

  • 2.0/5.1/7.1 Monitoring Formats
  • Dolby Atmos Home Equipped
  • スクリーンバックスピーカー:JBL 3732T 3way Screen System
  • ワイドスピーカー:JBL 9310 ×2
  • サラウンドスピーカー:JBL 9310 ×4
  • トップスピーカー:JBL 9310 ×6
  • サブウーファー:JBL 4641 ×2
  • アンプ:JBL DSi 2.0 MA4-D
  • スピーカープロセッサー:Trinnov MC HCC-DANTE
ヴェントゥオノ&カレント、イマーシブ制作の新拠点「studio ref.」広尾にオープン

プロフィール:

  • 株式会社ヴェントゥオノ:テレビドラマ・映画・ゲーム・CMなど幅広く音響効果・選曲・MA業務を行うポストプロダクション
  • 株式会社カレント:音楽プロデュースや楽曲制作を中心に、あらゆる音のトータルコーディネートを行うプロダクション

両社の主な作品:

  • 映画「キングダム」シリーズ
  • Netflixドラマ「今際の国のアリス」
  • Netflixドラマ「幽☆遊☆白書」
  • 映画「ゴールデンカムイ」シリーズ

所在地・アクセス

〒106-0031 東京都港区西麻布4-3-11 泉西麻布ビル1F
東京メトロ日比谷線「六本木」駅より徒歩15分
東京メトロ日比谷線「広尾」駅3番出口より徒歩10分