グラスバレーは、EDIUS 11 Version 11.40アップデーターを公開。内部構造の見直しにより、大規模プロジェクトのオープンや編集操作のレスポンスが大幅に向上した。あわせて、ビンやマーカー、ジョブウィンドウ、オートカラーコレクションなどを中心に実務効率を高める機能強化を多数実装している。
新機能:ビン/素材管理の強化
- タイムラインクリップから「ビンの検索」を呼び出し可能に
- コンテキストメニューに「クリップの新規作成」「新規シーケンス」を追加
- クリップのコンテキストメニューに「ノーマライズ」「オーディオオフセット」、「クリップ名の変更(適用範囲選択)」を追加
- バックグラウンドジョブの進捗を関連クリップ上に表示
- フォルダー操作のキーボード挙動を改善
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ドラッグ&ドロップ拡張:
- マウスの右ボタンでドラッグ&ドロップすることでコンテキストメニューが開く機能
- ビンフォルダーをプレビューウィンドウやタイムラインにドロップできる機能
- ビンウィンドウ以外からアイテムをビンフォルダーにドロップできる機能
- [Ctrl]キーを押しながらドロップすることでクリップをコピーできる機能
- 上部に操作ボタンを追加
- タイムラインシーケンスクリップ名を変更した際、タイムラインで開いている関連するシーケンスの名前も変更されるよう改善
新機能:検索/UI/運用の改善
- 既定のプロジェクト名を設定可能に
- ユーザープリセットエフェクト選択時、情報パレットにユーザープリセット名を表示
- マーカーパレットに「マーカーコメント検索」を追加
- ビン/Mync/ジョブウィンドウの全般的な応答性を改善
- ジョブウィンドウの進捗表示を色分けし視認性を向上
- 静止画エクスポーターの説明文を改善/一部UI多言語翻訳を改善
新機能:カラー関連の強化
- アルファチャンネルを含む素材へのオートカラーコレクション補正精度を向上
- オートカラーコレクションに「彩度の自動調整」を追加
- 以前のビルドでの解析結果はそのまま保持されます。彩度の調整を含む結果を得るには、クリップ毎に設定ダイアログで「彩度」オプションを有効にして再解析が必要です。
- 新たにオートカラーコレクションフィルターを適用した場合、「彩度」オプションは既定で有効になります。
対応強化:フォーマット/カメラ/クラウド
- Canon EOS C50をサポート
- Canon XF-AVC/XF-AVC S/XF-HEVC Sの Acquisition Metadata に対応
- EDIUS CloudのサポートOSにWindows Server 2025を追加(2019/2022に加え対応、EDIUS Cloudのみ)
パフォーマンス最適化
- プロジェクトオープン速度を大幅改善(膨大なクリップを含む大規模案件で効果を発揮)
- 編集全般の操作レスポンスを向上(タイムライン編集/エフェクト操作 ほか)
- 以下を対象とするハードウェア処理によるビデオレンダリングやプレビューをサポート:
- 時間エフェクトが設定されたタイムラインクリップ
※[補間方法] オプションが「オプティカルフロー」に設定されている場合は対象外 - フレームレート・フィールドオーダー変換が設定されたタイムラインクリップ
※エクスポーターで行う変換は対象外 - アルファチャンネルや透明度によるタイムラインクリップの合成
※以下の場合を除く:- フレームサイズがプロジェクト設定と異なるクリップがある場合
- レイアウターでフレームサイズを変更したクリップがある場合
- プラグインや調整クリップを使用して合成する場合
- 時間エフェクトが設定されたタイムラインクリップ
互換性/安定性
- H.264/AVC MP4 エクスポートの一部古いスマートテレビとの互換性を向上