Blackmagic Designは、「DaVinci Resolve Studio 20.2.3」を発表した。同社Webページよりダウロード可能。
今回のアップデートでは、Intel GPUを搭載したWindows環境でDaVinci Resolve Studioを起動した場合、Magic Mask、深度マップ、SuperScaleといったAIツールのパフォーマンスが最大で4倍高速化される。これらのAIツールが高速化されることで、被写体の分離、背景の強調、映像のアップスケールをリアルタイムで迅速に実行可能となり、編集およびグレーディング作業の応答性が高まり、作業が円滑になるという。
また、編集時にタイムラインキーフレームおよびカーブトレイを開閉できるホットキーを割り当てられるようになった。これにより、クリップのタイミングや動きのアニメートおよび微調整を迅速に実行できるようになり、位置、スケール、ボリュームをタイムラインで直接調整できる。
WEBMおよびMKVファイルを使用するユーザー向けには、DaVinci Resolve Studio 20.2.3で旧世代のVP8コーデックのサポートが追加された。これにより、古いYouTube動画、ウェブソース、特定のカメラで撮影されたコンテンツを、事前にファイルを変換することなく直接読み込んで編集できるため、時間を節約しながらクリップの元の品質を維持できる。
VFXの作成においては、レンダリングされるEXRに、元のクリップでネスト化された位置メタデータが含まれるようになった。これにより、エレメントの並びおよび空間的な位置関係が維持されるため、ネスト化されたシーケンスの管理・再編集をこれまで以上に正確かつ簡単に実行できる。
さらに今回のアップデートでは、MP4およびMKVファイルのデコード処理とスクリプト統合が改善され、Blackmagic RAW 5.1のサポートも追加された。