Blackmagic Designの発表によると、城西国際大学のメディア学部の学生が、同大学の卒業式および入学式をBlackmagic Designワークフローを使って配信したという。式典では、Blackmagic Studio CameraシリーズやURSA Broadcast G2などのカメラをはじめ、ATEM 2 M/E Constellation HDスイッチャーが使用されたほか、Blackmagic Ethernet Switch 360P、Blackmagic IP Converter 4x12G PWR、2110 IP Mini Converter 3x3G、2110 IP Mini BiDirect 12Gなどを組み合わせ、IP伝送による配信が実現された。
城西国際大学は1992年に設立された私立大学で千葉と東京にキャンパスを構える。世界200以上の海外大学と提携し、留学生も多く在籍する国際色豊かな大学だ。メディア学部では、メディア関連会社と連携した多彩な現場研修やインターンシッププログラムを通して、実践的な教育を展開している。
同大学では、2012年から入学式などの式典の配信を開始。遠方に住むため式典に参加できない保護者のために始められた取り組みだという。

メディア学部の寺本卓史教授は次のようにコメントしている。
寺本教授:配信は毎回、私のゼミの学生が担当しています。2010年頃は1カメで撮影した動画を30分に分割して、FTPでアップしたものを再生してもらう形式から始めました。現在はYouTubeをプラットフォームにマルチカム・スイッチングを行っています。
国内外の保護者以外にも、式典会場に入りきらない教職員がキャンパス内で配信を視聴することも多く、高い需要のある配信です。式典以外にも、学生たちは日頃から様々な企業の配信案件に携わっており、学修と実践が結びついています。
今年3月の卒業式と4月の入学式で初めて、Blackmagic Designワークフローによる配信を導入。IP伝送による配信が行われ、Blackmagic Ethernet Switch 360P、Blackmagic IP Converter 4x12G PWR、2110 IP Mini Converter 3x3G、2110 IP Mini BiDirect 12Gなど、多数のIP製品が使用された。
カメラはBlackmagic Studio Camera 6K Pro、Studio Camera 4K Pro、URSA Broadcast G2、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K、Blackmagic Micro Studio Camera G2を使用。8カメラ分の映像がATEM 2 M/E Constellation HDスイッチャーに送られ、ATEM 1 M/E Advanced Panel 20でスイッチングされた。その他、SmartView 4K G3、Audio Monitor 12G G3、ATEM Streaming Bridge、Web Presenter HD、HyperDeck Studio HD Plus、HyperDeck Extreme 8K HDR、Cloud Store Miniも併せて使用された。

配信の統括とテクニカルディレクターを務めた、メディア学部メディア情報学科の蟹谷尚生氏は次のようにコメントしている。
これまでは、長距離伝送の場合はワイヤレスで飛ばすことが多かったのですが、多少画質が劣化してしまいます。今回はケーブル敷設の手間はありましたが、劣化のない映像を安定して配信・収録できて、とても満足しています。
寺本教授:カメラに関しては、インターフェースが日本語でわかりやすく、タッチパネル画面も大きいのでメニューの設定がしやすいです。初めてBlackmagic Designのカメラを操作する学生も多かったのですが、普段使い慣れているVideo Assistのインターフェースとほぼ同じだったので、習得しやすかったようです。
