ARRIは、富士フイルム「GFX ETERNA 55」向け新プロ用カメラアクセサリー(PCA)を発表した。これにより高速なプロフェッショナル撮影現場の要求に応える装備が実現するという。

富士フイルムETERNA用カメラケージは、ARRIの厳格な品質基準に基づいて製造され、2分割式トッププレート、BUDベースプレート、3つのサイドブラケットで構成されている。ARRIおよび富士フイルムのアクセサリーと互換性のあるモジュラーケージシステムにより、様々な撮影状況に適応する迅速かつ容易なカメラ構築を実現するとしている。

同カメラケージは、ソニー BURANO、キヤノン C400、ソニー Venice Extension Mini用ARRIケージと同様に、NATOレールをサイドブラケットに直接統合する。これにより、ワイヤレスビデオトランスミッター用NRC-2クランプなどのARRI NATOアクセサリーに対応し、最大限のリギング柔軟性とサポートを実現する。

ケージ上部セクションは、複数の取り付けネジを備えたトッププレートと、サイドブラケットを固定しロッドクランプ等の取り付けポイントとなる上部取り付けNATOレールで構成される。CCH-4のようなARRIハンドルはトッププレートに取り付け可能で、必要に応じてカメラ本体のダブテールインターフェースから取り外し、富士フィルム純正ハンドルへの交換が可能である。

ARRIは、富士フイルムの5インチオンボードLCDモニターをより多様かつ安定して取り付け可能なファインダーアダプターセットも提供しており、ETERNAカメラで対応可能な撮影スタイルの幅を広げるという。同セットにはロッドマウントブラケットRMB-8、ビューファインダーアダプターVFA-4、ビューファインダークロスパイプが含まれ、富士フイルムのトップハンドルまたはARRIハンドルと併用可能。ARRI HEXエクステンションでカスタマイズし、操作性を個人に合わせて調整できる。

ARRIのサードパーティ製カメラサポート向け新世代コンセプトを継承するETERNAベースプレートは、BUD(バランスユーティリティダブテール)として設計され、SAMプレートを含むALEXA 35アクセサリーとの工具不要の互換性を確保。これにより、ARRI CSS製品(TRINITY 2やARTEMIS 2など)やMōVI、DJI Ronin 2などのサードパーティ製ジンバルへの迅速な移行を可能にする。

ARRIのETERNA用ケージは、プロセットまたはベーシックセットで提供され、ショルダーパッド、ロゼットブラケット、15mmロッドなどのハンドヘルドアクセサリーを追加したエクステンデッドプロセットまたはエクステンデッドベーシックセットも用意されている。

新開発の軽量三脚プレートLTP-1は、統合された「Touch and Go 35」スナッププレートによりBUDの直接三脚マウントを可能にし、ベーシックセットおよび両エクステンデッドセットに同梱されている。

ARRIプロカメラアクセサリーは、アシスタントがプロの撮影現場で長く過酷な一日を乗り切るために頼る機能性と頑丈な耐久性を提供するという。高品質な素材から厳密な公差で製造され、また専任のエンジニアによって設計され、一世紀以上にわたるARRIの専門知識が活かされている。

富士フイルムGFX ETERNA 55用ARRIサポートセットは、現在注文可能。同セットはカメラの実用性を高め、レンタル会社や個人オペレーターが数十年にわたり現場で広く使用され信頼されてきたARRI標準アクセサリーを引き続き使用できるようにするという。