株式会社朋栄は、米国ラスベガスで2026年4月19日(日)から4日間にわたり、ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)で開催される「NAB Show 2026」(全米放送機器展、主催・全米放送事業者協会)に出展する(セントラルホール ブースNo.C4920)。
今回、同社は新たな試みとして、従来のハードウェア展示ではなくキオスク端末を活用したインタラクティブな展示方法を採用した。ソフトウェアデファインド製品やAIソリューションなど幅広い製品ラインアップの機能情報、デモ動画、GUIなどにタッチスクリーンからスムーズにアクセス可能だ。
さらに、スペインのAlfalite社製LEDウォールをブース内に設置し、没入感のある映像などを通じて朋栄の最新製品や今後の取り組みについて紹介する。
出展内容に関しては、多くの期待を集めるソフトウェアデファインド製品およびAIソリューションを活用したライブ制作ワークフローに重点をおいた展示を行う。9:16のリアルタイム自動クロップやトラッキングを行うAIツールによる運用コストの削減、AIを活用したビジュアルベースのミキシングやシステム構成図の自動生成機能などにより、制作現場の運用効率を大幅に向上させるソリューションを提案する。
また、関連イベントとして4月18日(土)16時から、「FOR-A Connect」と題し、朋栄の新たなソリューションの発表や業界リーダーによるユースケースの共有を行うカンファレンスをLVCCウエストホール(W220-W221)にて実施する。
加えて、4月21日(火)11時30分からLVCCノースホール(N261)で開催されるパネルセッション「AIを活用したソフトウェアデファインド技術が放送業務にもたらす柔軟性」にて、FOR-A America社長兼COOの兼村聡氏がモデレーターを務める。
主な紹介製品は以下の通り。
機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」
高速なGPU処理能力を備えたサーバー上に、プロセッサー、マルチビューワー、ビデオスイッチャー、オーディオミキサーなど、放送に必要な機能をソフトウェア化し、一つの筐体に集約することで「ステーション・イン・ア・ボックス」のコンセプトを具現化したソリューション製品だ。直感的なWeb GUI「Graph Editor」により、必要な機能を組み合わせた「パイプライン」の構築ができる。さらに今後は、ミックスやエフェクトを視覚的に作成すると同時にシステム構成図を自動生成するAIガイダンス機能、クラウド運用、ハイブリッドワークフローへの対応も予定している。
直感的オンデバイスAIソリューション「viztrick AiDi」
膨大なデータ学習に基づくオンデバイスAIにより、オフライン環境でも顔認識や軌道表示などをリアルタイムで処理可能なAIソリューションだ。
GoVertical! AiDi
モバイル端末への即時配信に向けた9:16の自動クロップ機能やオブジェクト追跡機能を備え、スポーツ中継やカンファレンスなど幅広いイベント制作をサポートする。特に9:16の自動クロップ機能は、米国の放送局NBC Sportsにおいてすでに本格的に導入されており、AIを活用したライブプロダクション市場への世界的な展開拡大を示すものとなっている。
12G-SDI対応ビデオスイッチャー「HVS-Q12」
ソフトウェアアップグレードにより12G-SDIに対応可能なビデオスイッチャーだ。MELiteテクノロジーにより、2M/E構成でありながら3M/E相当のパフォーマンスを発揮する。コンパクトな4RUサイズ筐体に、NDIおよびDanteオーディオをサポートするインターフェースをオプション搭載でき、HD/3Gモードで最大60入力32出力に対応する。
マルチチャンネルプロセッサー「FA-1616」
多彩なインターフェースとソフトウェアデファインドによる拡張性の高さで、放送や映像制作、イベントなどの現場で活躍しているマルチチャンネルプロセッサーFA-1616がバージョンアップした。新たに加わったJPEG XS対応やイベントデータのSave&Load機能などを紹介する。
ソフトウェアベーススイッチャー「MixBoard」
※参考出展
ClassXの先進機能を搭載し、無制限のレイヤーで複雑なコンポジションを作成できるオーディオ/ビデオスイッチャーだ。プロ仕様の2D/3Dトランジションエフェクトを使用し、カメラやマルチメディアソース間の切り替えをスムーズに行える。様々なビデオフォーマットのプレイバック、メディアファイルへのアクセス、URL、そしてライブコンテンツをサポートする「メディアエンジン」や、高度な制御が可能な「コンポジター」を備え、ライブイベントやハイブリッド制作環境に最適だ。今回の展示では、新機能のPTZカメラコントロールや高度なGPUアクセラレーション対応マルチビューについても紹介する。
このほか、マルチチャンネルメディアサーバー「Insight」など幅広い製品ラインアップをキオスク端末にて紹介する。