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Atomosは、クラウドワークフローの利便性を向上させる新ソリューションと、業界に衝撃を与えたFlanders Scientificの買収について詳細を明かした。

ファイル管理からクラウド編集までを統合。Atomosphereによる運用の効率化

同社のカメラ・トゥ・クラウド(C2C)プラットフォーム「Atomosphere」は、Ninja TXやTX Goなどのデバイスと連携し、収録映像をAdobe Frame.ioやDropbox、独自のAtomosphereクラウドへ自動アップロードするシステムだ。

今回発表された新アプリケーション「グラウンド・コントロール」は、このクラウドベースのワークフローをデスクトップ上の仮想ドライブとしてマウントするものだという。ユーザーはブラウザを介することなく、あたかもローカルドライブを操作するように、デスクトップ上で直接ファイルの確認、整理、ダウンロード、移動が行えるようになる。また、Atomosphere内にはクラウドベースの編集タイムラインも備えており、映像がアップロードされた瞬間に編集を開始できる極めてスピーディーな環境を実現している。

Flanders Scientificの買収とエコシステムの完成

NABにおけるもう一つの大きなニュースが、ハイエンド・リファレンスモニターの世界的ブランド「Flanders Scientific」の買収だ。オンセットからポストプロダクション、最終納品に至るまでの厳格なモニタリング環境を提供する同社がAtomosファミリーに加わわることになる。

これにより、カメラに装着する5インチ(約12.7cm)の小型モニターから、カラーグレーディングや編集作業に使用する最高峰の65インチ(約165.1cm)・リファレンスモニターまで、映像制作の全工程をカバーする包括的なラインナップとなった。撮影現場から仕上げのスタジオまで、あらゆる映画制作者、エディター、カラリストを一貫してサポートするエコシステムが誕生したといえる。