ARRIとSmallHDは、ARRIのHi-5およびHi-5 SXハンドユニット向けに新たに提供される拡張ライセンスを通じて利用可能な、レンズデータ用モニターオーバーレイに関する提携を発表した。「SmallHDモニターオーバーレイライセンス」は、フォーカスや絞りスケール、その他のレンズデータをカスタマイズ可能なレイアウトで表示し、フォーカスプラーがライブ映像から目を離すことなく、マークを正確に把握できるよう支援する。
両社の提携により、ARRIはSmallHDのAdd-On APIフレームワークと連携するHi-5レンズデータオーバーレイを開発し、使い慣れたHi-5のユーザーエクスペリエンスと、受賞歴のあるPageOS 6モニタリングプラットフォームを融合させた。Hi-5およびHi-5 SXの機能やサードパーティ製機器との互換性を拡張する他のライセンスと同様、SmallHDモニターオーバーレイライセンスは、ARRIのオンラインライセンスショップから購入可能。
同ライセンスにより、Hi-5ユーザーは、USB-CまたはHi-5の4ピンシリアルコネクタを介して対応するSmallHDモニターに接続することで、フォーカススケール、絞り値、焦点距離、FocusBug CineRTデータ、およびレンズ情報を表示できるようになる。オーバーレイには、不透明度の調整、位置調整、サイズ変更、表示/非表示の制御、電源切断後の設定保持、明るい/暗いオーバーレイテーマ、および保存可能なレイアウトを備えた最大3つの個別にカスタマイズ可能なページが用意されている。タッチスクリーンモニターでは、オーバーレイ要素をディスプレイ上の任意の位置にドラッグ&ドロップして配置することができる。
ARRIによるテストを経て、オーバーレイライセンスでの動作が確認されたモニターは以下の通り。PageOS 6を搭載したその他のSmallHD製モニターも対応している可能性があるが、ユーザー自身によるテストが必要。
- SmallHD CINE 5
- SmallHD CINE 7
- SmallHD CINE 13
- SmallHD Ultra 5
- SmallHD Ultra 7
- SmallHD Ultra 10
- SmallHD 703 Ultrabright
- SmallHD 1303 HDR
- ARRI CCM-1
ARRIカメラアクセサリー担当プロダクトマネージャーのクリスティン・アジャイ=シェーリング氏は次のようにコメントしている。
シェーリング氏:新しいHi-5モニターオーバーレイは、現役のフォーカスプラーとの協議を経て開発されたもので、撮影現場のワークフローを向上させるソリューションを提供するというARRIの継続的な取り組みを反映しています。
Hi-5ユーザーコミュニティからの要望に応え、ARRIのハンドユニットをさらに多機能にするこれらのオーバーレイの実装において、SmallHDと協力できたことを嬉しく思います。
SmallHDのプロダクトマネージャー、マット・アイデンボック氏は次のようにコメントしている。
アイデンボック氏:PageOSを、有意義なパートナーシップとカスタマイズ可能なワークフローをサポートする真に拡張性の高いプラットフォームとして位置づけられることを嬉しく思います。
ARRIのHi-5レンズデータオーバーレイは、SmallHDのAPIフレームワークにおける最初のアドオンとなります。この統合により、フォーカスプラーは追加のハードウェアや外部のオーバーレイソリューションを必要とせず、モニター上でARRI Hi-5のネイティブレンズデータを直接確認できるようになります。ライセンスを取得すれば、Hi-5を接続するだけで、SmallHDモニターが完全に統合されたフォーカスプル用ディスプレイとして機能します。
