画像左からEOS C400、EOS C80、EOS C50
キヤノンは、デジタルシネマカメラ5機種向けに無償ファームウエアアップデートの提供を2026年6月下旬以降順次公開する。対象機種は、「EOS C70」(2020年11月発売)、「EOS R5 C」(2022年3月発売)、「EOS C400」(2024年9月発売)、「EOS C80」(2024年11月発売)、「EOS C50」(2025年11月発売)。
同アップデートでは、撮影現場で求められる外部機器との連携強化や映像品質の向上を図ることで、プロフェッショナル映像制作のさらなる効率化に貢献するとしている。
今回、外部機器との連携による運用性の向上に加え、ズーム時の明るさを補正する「自動露出ランピング補正」など撮影時の機能強化を図っているほか、様々な機能改良を行っている。これにより、撮影から収録、配信までの一連のワークフローをよりスムーズにすることで、プロフェッショナルな映像制作現場における運用負荷の低減と作業効率化に貢献するという。
主な特長
USB制御による外部機器からのカメラ操作で利便性を向上
「EOS C400」、「EOS C80」、「EOS C50」において、USB接続を通じたDJI社製などの外部機器からのカメラ制御に対応する。例えば、スタビライザーやジンバルと接続することで、カメラ本体に触れることなく録画の開始・停止やISO感度、シャッタースピードなどの設定変更ができる。外部機器との連携により、ワンオペレーションや小規模クルーで効率的かつ安定した映像制作が可能だ。
「自動露出ランピング補正」により明るさの変化を抑えた撮影が可能
「EOS C400」において、シネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」のズーム時に発生する光量低下をカメラ内で補正する「自動露出ランピング補正」を新たに追加する。ズーム位置の光量に応じてカメラのゲインを自動調整することで、広角から望遠まで映像の明るさを一定に保つことができる。ライブ中継やスタジオ収録など、即時性が求められる撮影現場で、カメラオペレーターによる明るさ調整の操作や設定の手間が軽減でき、安定した高品質な映像制作に寄与する。
無償ファームウエアアップデート仕様の詳細は、こちらのページから確認できる。