Blackmagic Designは、Fairlight Liveのパブリックベータ3を発表した。同社ウェブサイトから無償でダウンロードできる。

今回のアップデートでは、改良とバグ修正が追加された。新しいフェーダーフリップのオプションでは、フェーダーをAUX、マトリックス、ミックスマイナスセンドレベルにマッピングできる。さらに、出演者の音声を自動的にダッキングする新しいオートミキシング機能、OSCのサポートなども追加された。

新しいフェーダーフリップでは、AUX、マトリックス、ミックスマイナスなどの様々なバスのセンドレベルをフェーダーにマッピングできる。フェーダーを使ってセンドを調整し、その後フェーダーをチャンネルのボリュームコントロールに戻せる。ミキサーのインターフェースには、プレーヤー/レコーダーのコントロール列が新たに追加された。チャンネルコントロールに行かなくても直接ミキサー内でチャンネルの収録や再生の準備ができるため、セットアップの時間を短縮できる。また、チャンネルコントロールを開かずに、チャンネルのステータスを視覚的に素早く確認が可能だ。

さらに、最大8チャンネルで出演者の音声を自動的にダッキングする新しいオートミキシング機能も搭載。パネルディスカッションなどのライブイベントでは、各パネリストをチャンネルごとに割り当てられる。一人のパネリストが発言している際は、他のチャンネルが自動的に音量を下げるので、発言者のオーディオがクリアに聞こえる。

他には、複数が同時に発言した際に司会者のチャンネルを他のパネリストよりも優先させる設定や、ワンクリックで全てのチャンネルの音量を下げる機能など、様々なコントロールを装備。

また、OSCのサポートが追加されたことで、個人モニタリング、メーター、AFV統合、およびトークバックのレベルをリモートコントロール可能になった。タブレット端末でリモート・ミキシングコントロールを行うMixing Stationや、ライブ・ミキシングコントロールを自動化するBitFocus Companionなどのサードパーティ製アプリにも対応。コンフィギュレーションに関するサポートは、Blackmagicフォーラムをご確認のこと。

今回のアップデートでは、ATEMオーディオチャンネルをクラスターとして表示する機能も追加され、単一のパッチポイントで複数のチャンネルをパッチング可能となった。さらに、Macコンピューターで複数のオーディオ周辺機器を同時に動作させるためのサポートが改善され、ATEMスイッチャーをサードパーティ製のオーディオインターフェースにリンクできる。Apple MacBookの内蔵マイクのサポートも追加された。

新しいショーダイアログのUIが改善された他、複数のチャンネルを同時に追加できる新しいチャンネルダイアログではカラーコードや名前付けも可能になるなど、ワークフローも改善されている。さらに、編集メニューからコピー&ペーストすれば、現在選択されているチャンネルの隣に同じフォーマットのチャンネルを複製できる。

キュープレーヤーは、メディアファイルが最後にロードされた場所を記憶するため、複数のサウンドの同時ロードが高速化された。MP3ファイルのサポートも追加されている。また、ネイティブStageVerbプラグインとパッチングのマトリックスにおいて、全体的な安定性とパフォーマンスが向上した。