株式会社焦点工房は、DK-Opticの交換レンズ「CHIARO 50mm f/1.9」のブルーコーティングおよびノンコーティングを発売した。世界限定各150本で、希望小売価格は税込292,000円。
DK-Opticとは
DK-Opticは、クラシックレンズの復刻やシネレンズのリハウジングを手がけるレンズブランドだ。
英国の銘玉Dallmeyer Septac 50mm F1.5へのオマージュレンズをきっかけに、ライカM型を中心とするレンジファインダーカメラ愛好家の間でも知られるようになった。
代表シリーズ「CHIARO(キアーロ)」では、Dallmeyer "Super Six"を彷彿とさせる柔らかな描写、豊かな立体感、美しいボケ味を現代のカメラシステムで再構築している。
※画像は装着イメージ。カメラは商品に含まれない。
Dallmeyer "Super Six"の描写と意匠を、現代の撮影へ
CHIARO 50mm f/1.9は、1930年代に登場したDallmeyer "Super Six" 2インチ F1.9の描写と意匠をモチーフとし、現代の素材と製造精度によって再構築したオマージュレンズだ。
クラシックレンズならではのやわらかな階調や自然な立体感を楽しめるよう設計しながら、現代のカメラシステムで扱いやすい操作性も備えている。
開放F1.9から絞り込みまで、一本の中で表情が変わる
開放付近では、やわらかく雰囲気のある描写が特徴。人物撮影では、肌や背景を硬く見せすぎず、その場の光になじむ描写を狙えるという。
そこから絞っていくと、徐々に芯のあるクリアな描写へ変化する。ポートレートでは開放付近のやわらかさを生かし、街のディテールを残したいスナップでは少し絞るなど、被写体や光に応じて描写を使い分けられる。
一本のレンズで、絞りによる描写の変化を楽しめる設計としている。
発色とコントラストか、光のにじみか。表現で選ぶ2つの仕様
CHIARO 50mm f/1.9には、ブルーコーティングとノンコーティングの2種類をラインアップした。
ブルーコーティングバージョンは、発色とコントラストを重視した仕様。街中の色彩や人物の服、季節の風景など、色の印象を残したいシーンでの使用を想定している。
一方のノンコーティングバージョンは、よりクラシックなフレアや光のにじみを生かした描写が特徴。逆光などで画面に入り込む光を表現の一部として取り入れた撮影にも対応する。
金属製鏡筒とマニュアルフォーカスによる操作性
レンズボディには、M型ライカとの組み合わせを想定した金属製鏡筒を採用。外装鏡筒には、重量を抑えるため高強度の7075航空宇宙グレードアルミニウムを使用している。
さらにフォーカスヘリコイドや絞り機構には、航空宇宙グレードの真鍮から削り出したパーツを採用し、滑らかな操作感を目指した。約178gのコンパクトな鏡筒に、クラシックな意匠と現代の素材を組み合わせている。
フォーカスはマニュアル方式で、ライカMマウントの距離計連動に対応する。
主な仕様
| 対応マウント | ライカM |
| 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
| 焦点距離 | 50mm |
| レンズ構成 | 4群6枚 |
| フォーカス | MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型 |
| 絞り | F1.9-F22 |
| 絞り羽根 | 12枚 |
| 最短撮影距離 | 0.75m |
| フィルター径 | 36mm |
| サイズ | 約Φ52×46mm(マウント部除く) |
| 質量 | 約178g |
| 付属品 | レンズプロテクトフィルター(36mm)、レンズフード、レンズフードキャップ、レンズリアキャップ |
| メーカー保証 | 2年間(自然故障が対象) |