Blackmagic Designの発表によると、リオデジャネイロにある高等教育機関「UNIFACHA」が、映画・オーディオビジュアル課程における主要なポストプロダクション・ソリューションとして、編集、グレーディング、VFX、オーディオポストプロダクション・ソフトウェアであるDaVinci Resolve Studioを採用してカリキュラムをさらに強化し、各学期で200名以上の学生に対して業界標準のツールで学ぶ機会を提供しているという。

1971年に創設されたCentro Universitário Hélio Alonso(UNIFACHA)は、学術的知識、専門的実践、文化的発展、社会的責任を融合させた教育を行っている。映画、オーディオビジュアル、コミュニケーションの分野で、同校は、理論、芸術的実験、技術的訓練、市場志向のワークフローを統合することにより、クリエイティブ産業でのキャリアに学生が備えられる授業を行っている。

同校の教授であり、リオデジャネイロの制作会社のSemear Filmesの創始者兼ディレクターであるグート・ネト氏は、次のようにコメントしている。

ネト氏:2019年より、当校ではカリキュラムの一環としてDaVinci Resolveの習得に関する授業を行っており、この地域におけるポストプロダクション教育へのアクセス拡大において重要な役割を果たしています。

過去数年、多くの学生が自身のプロジェクトの編集、グレーディング、フィニッシングを自分たちで手がけ始めました。課程にDaVinci Resolve Studioが完全に統合された現在は、学生たちが大学の実習室で高度なツールとハイレベルのポストプロダクション・ワークフローを使用できるようになっています。

この実習室では、編集の原理と技法、録音・音声処理技術、カラーグレーディング、モーショングラフィックス、映像編集といったコースの授業が行われている。

ネト氏:実習室にある10台のコンピューターにDaVinci Resolve Studioがインストールされています。また、課外授業の課程も構築しました。

この課程では、DaVinci Resolve Studioの高度な機能について学び、プロのポストプロダクションワークフローの知識を深めることができます。この課程を修了した学生は、大学が発行する修了証を受け取ります。

同氏がコーディネーターを務める映画コースを含む、従来のコースに加え、学生は学期を通じて数多くのプロジェクトで実践的な経験を積んでいる。毎週行われる授業では、理論的な学習、指導付きの練習課題、実践的なプロジェクトが組み合わせられている。

ネト氏:授業で学生は、実際のフッテージ、短編、ドキュメンタリー素材、授業で制作した練習課題、学期を通じて取り組むプロジェクトを扱います。

さらに、DaVinci Resolveはジャーナリズム課程の一環としてのビデオ編集にも活用されており、学生は報道コンテンツにおける視聴覚的なストーリーテリング、編集の構成、リズム、音響と映像の統合について理解を深めることができます。

最大の利点のひとつは、学生がポストプロダクションを創造的なプロセスの一環として理解できる点です。DaVinci Resolve Studioでは、編集、カラー、モーショングラフィックス、サウンド、フィニッシングを同じソフトウェアで実行できるため、各段階が最終的な作品にどのような影響を与えるかを把握するのに役立っています。つまり、学生たちは、創造的かつ技術的な可能性を広げる高度なツールを使用できています。これは、画像解析、ノイズ除去、トラッキング、マスク、VFX、ルックの構築、最終的な書き出しにおいて、プロのツールを使用できるため、カラーグレーディングで特に重要です。

DaVinci Resolveは業界で広く使用されているので、学生が在学中に、プロのプラットフォームに慣れ親しんでおくことは重要です。これにより、技術面における自信が高まり、インターンシップや自主制作、実際の業務にしっかりと備えられます。

先日、同校は、映画およびオーディオビジュアル・コンテンツの制作における研究、実験、実習の拡大を目的とした、新たな学術的かつ創造的な取り組みである映画・オーディオビジュアルセンターを立ち上げた。

ネト氏:同センターのメインの目的は、映画の形式や言語に関する研究と実験の幅を広げ、現代の制作およびポストプロダクション技術に関する学生の知識を深めることの2つです。

DaVinci Resolve Studioはここでも重要な役割を果たしており、特に芸術的実験をプロ仕様のワークフローとつなげる上で役立っています。

将来に関して同校は、実践的な学習、プロ仕様のワークフロー、技術革新を通して、映画・オーディオビジュアル課程をさらに発展させていく予定だという。これにあたって、DaVinci Resolve Studioが中心的な役割を果たし、学生に対して、最新のポストプロダクション環境をフルで提供していくことになる。

ネト氏:当校のゴールは、編集、カラーグレーディング、音響、モーショングラフィックス、フィニッシングでDaVinci Resolveをさらに活用し、学生たちがプロレベルの構成と技術的品質のプロジェクトを制作することを奨励することです。

また、ワークショップ、公開講座、特別学術活動にもDaVinci Resolve Studioを使用することを予定しており、学生、教授、プロの専門家たちが最新のワークフローを活用できる機会を提供していく所存です。

当校では、カリキュラムにDaVinci Resolve Studioを統合することは、単にソフトウェアを利用できるようにするだけに留まりません。これは、教育、創造性、技術革新、プロのオーディオビジュアル市場を結びつける当校の取り組みを体現するものです。また、学生は、映画、コミュニケーション、デジタルコンテンツ制作の未来を形作るツールやプロセスを扱うための能力を身につけられます。