Canva Japanは、MUFGスタジアム(国立競技場)を運営する株式会社ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)と、3年間のパートナーシップ契約を締結した。Canva Japanは同スタジアムの「オフィシャルデザインパートナー」となり、契約期間は2026年4月1日から2029年3月31日までとなる。
Canva Japanは、MUFGスタジアムを日本随一のスポーツ、音楽、文化の発信地と位置付け、同スタジアムとともに企業理念「誰もがデザインできる世界へ」を体現する取り組みを進めるとしている。
その象徴となるのが、スタジアム西側のDゲートだ。2026年11月1日から「Canva ゲート D」として生まれ変わる。このほか、スタジアム内のさまざまなデザイン制作にCanvaを活用し、次のような施策を展開する。
- スタジアム内の飲食店で、Canvaで作成した店頭POPを掲示
- スタジアム外周のサイネージで、Canvaの動画広告を放映
- デザインを通じた地域コミュニティとの取り組み
- 学生向けMUFGスタジアムツアーへのCanva教育版の導入
- 来場者のスタジアム体験を盛り上げるデザイン施策の推進
デザインの力を日本屈指の舞台へ
MUFGスタジアムでは年間を通じてさまざまなイベントが開催され、約300万人の来場者が見込まれている。Canva Japanは今回のパートナーシップを、デザインをデジタル画面の枠を越えて国内有数の公共空間へと広げる、同社にとっての新たな一章と位置付けている。
Canva共同創業者兼最高製品責任者のキャメロン・アダムス氏は、次のように述べている。
アダムス氏:Canvaの使命は、世界中の人々にデザインの力を届けることです。そして、MUFGスタジアムでは壮大なアイデアが次々と生まれています。だからこそ、日本中のクリエイティビティを刺激するユニークな「キャンバス」として協業することは、自然な流れでした。
MUFGスタジアムはクリエイティブなエネルギーが満ちあふれた場所であり、観客の熱い歓声、ライブパフォーマンスの迫力、優勝の瞬間の高揚感がすべて詰まっています。その体験の一端を担えることを、私たちは心から嬉しく思っています。
スタジアムでの体験を、デザインの力でより豊かに
Canva Japanはオフィシャルデザインパートナーとして、イベント主催者やJNSEと連携し、デザインの力で来場者の体験を豊かにするとともに、MUFGスタジアムならではの創造性あふれる空間づくりに取り組む。
ワークショップやクリエイターによるセッション、スタジアム内のスペースを活用したテーマ別イベントなども開催し、誰もが気軽にCanvaを使ってデザインを楽しめる機会を提供する。年間を通じて開催される多彩なプログラムに、新たな創造性と活気をもたらしていくとしている。
取り組みはすでに始まっている。その第一歩となったのが、スタジアム内の飲食店舗で掲示する店頭POPの制作だ。共通テンプレートと共同編集機能を導入したことで、従来は平均5往復程度かかっていた修正のやり取りが、多くの場合1往復で済むようになったという。
運営を担うJNSEも、各店舗への素材配布やデザインの確認・承認をCanva上に集約し、コミュニケーションの負担を軽減している。今後は対象店舗を増やすとともに、デジタルサイネージやSNS、印刷物などにも活用範囲を広げていく予定だ。
Canva Japanでパートナーシップ統括を務める佐田敦史氏は、次のようにコメントしている。
佐田氏:今回のパートナーシップは、スポーツやエンターテインメントが持つ、人々の心を動かし、つながりを生む力と、Canvaのアイデアを形にする力を掛け合わせる取り組みです。スタジアム内での体験をより豊かにするだけでなく、そこに集うファンや、周辺の地域コミュニティにも、創造の機会を広げていきたいと考えています。
地域の中小企業、教育関係者、クリエイターの皆さまは、日本の多様な文化や活力を支える大切な存在です。初めてお店のチラシをつくるとき、子どもたちの記憶に残る授業を考えるとき、そして好きなスポーツやアーティストへの想いを表現するとき、Canvaが一人ひとりの「伝えたい想い」に寄り添い、実現への一歩を後押しできればと願っています。
パートナーシップの価値は、一つのイベントや場所の中だけで完結するものではありません。スタジアムを起点に生まれる感動やつながりを、日常の創造や交流へと広げていくことにこそ、大きな意義があると考えています。パートナーの皆さまとともに、地域やファンコミュニティに長く根づく取り組みを育んでまいります。