防水、耐衝撃性能を備えたコンパクトデジタルカメラRICOH WG-5 GPSとRICOH WG-30のほか、静止画だけでなく、新たに動画にも対応したRICOH THETAや防塵・防滴ボディ採用のPENTAX K-S2などを新製品として出展していた。レンズの新製品はHD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AWとHD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 WR REの2本があり、DAレンズのラインナップ拡充が図られている。なお、コンパクト機だけでなく一眼カメラも防塵・防滴対応のカメラが増えてきているのが特徴といえる。
また、開発中の製品としてKマウントを採用した、35mm判フルサイズの大型イメージセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラが参考出品されていた。このカメラはクロップ機能により、DAレンズの利用が可能となっており、2015年中の発売を目指して開発中となっている。
2015年中の発売を目指して開発中のデジタル一眼レフカメラ。35mm判フルサイズの大型イメージセンサーを搭載ており、DAマウントレンズ使用時にはイメージサークルが異なるためクロップ機能を搭載し対応するという
RICOH WG-5 GPS。14m防水・耐衝撃2.2mとヘビーデューティー仕様のカメラ。GPSを搭載しており、位置情報を記録することが可能。また、マクロ撮影機能を搭載しており、レンズの円周上にある6灯のLEDで被写体を照らし、カメラの影などを気にせず撮影することができる
RICOH WG-30。12m防水と耐衝撃1.5mのタフネスボディにデジタル顕微鏡モードを搭載。水中撮影、夜景、望遠、マクロ撮影まで対応する。また別売のWGアクセサリーを使用することで、ハンズフリーで様々な撮影シーンで利用可能
RICOH THETA。新たに動画にも対応することで、手軽に最大3分間の音声付き全天球動画撮影が可能。撮影した全天球イメージの任意の部分をぼかすことができ、SNSへシェアする場合のプライバシーにも配慮されている。なお、RICOH THETA for iPhone / Androidアプリで、RICOH THETAで撮影した全天球イメージや動画を楽しむことが可能なほか、PC用にも同様のアプリが用意されている
PENTAX K-S2。解像感を最優先するために独自のボディ内手ぶれ補正機構SR（シェイクリダクション）を採用しており、光学ローパスフィルターと同様の効果を実現。露光中にイメージセンサーを微少駆動し、偽色やモアレを大幅に軽減。また超広角から超望遠まで、すべてのレンズで手ぶれを効果的に軽減しているという。シャッターを切るたびに左右の微妙な傾きを水平に近づける自動水平補正や、SRの高速振動でイメージセンサーのホコリを除去するDR（ダストリムーバル）も搭載。4Kインターバル動画撮影が可能なほか、防塵・防滴構造を採用し、砂塵の浸入を防止する構造のボディを採用している
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AWのカットモデル
HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 WR REのカットモデル
